macOS 10.14.5 Mojaveでは2019年4月7日以降に署名されたカーネル拡張でAppleの公証が必須になるそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年04月22日、開発者向けにmacOS 10.14.5の3rd Betaとなる「macOS Mojave 10.14.5 beta 3 (18F118d)」を公開しましたが、アップデートされたリリースノートによると、macOS 10.14.5では新しいセキュリティ機能として、2019年04月07日(Beta 2のリリース前日)以降に署名されたカーネル拡張(kext)をロードするのに、Appleの公証(Software Notarized)が必須になっているそうです。
New Features
- Kernel extensions signed after April 7th, 2019 must be notarized in order to load on macOS 10.14.5. (50016570)
macOS Mojave 10.14.5 Beta 3 Release Notes – Apple Developer Documentation
AppleはmacOS 10.14.5 Beta 2リリース時に、新規の開発者IDでカーネル拡張またはアプリの新規リリース/アップデートをmacOS 10.14.5向けに行う場合、Appleの公証を必要とすると発表していましたが、カーネル拡張については既存の開発者IDでも04月07日以降の署名には公証が必要となっているようで、USB拡張ディスプレイ用コントローラーなどを開発するDisplayLink社は既に先週の段階で、この問題についてユーザーから報告を受け、Appleの公証を受けたドライバを公開しているので、ユーザーの方はチェックしてみてください。
This release delivers the following improvements:
- Software package notarized by Apple as required for macOS 10.14.5 onwards.
This is DisplayLink macOS Software v5.1.1 Release.より
- DisplayLink macOS Software – DisplayLink
- macOS Mojave 10.14.5 Beta 3 Release Notes – Apple Developer Documentation
コメント