macOS 10.14.5 Mojave以降に新しい開発者IDでカーネル拡張またはアプリを配布した場合、実行にはAppleの公証が必要になるそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年04月08日、開発者向けにmacOS 10.14.5の2nd Beta「macOS Mojave 10.14.5 Beta 2 (18F108f)」を公開しましたが、同時にアップデートされた開発者向けのドキュメントによると、macOS 10.14.5以降では新規の開発者IDでカーネル拡張またはアプリの新規リリース/アップデートを行う場合、実行するにはAppleの公証(Software Notarized)が必要になるそうです。
Beginning in macOS 10.14.5, all new or updated kernel extensions and all software from developers new to distributing with Developer ID must be notarized in order to run. In a future version of macOS, notarization will be required by default for all software.
Notarizing Your App Before Distribution – Apple
Appleの公証サービス(Apple Notary Service)はWWDC 2018で発表され、開発者は開発したアプリやカーネル拡張にマルウェアが含まれていないかをAppleに検証してもらい、問題がない場合はAppleからチケットが発行され、これが添付されたアプリはAppleのGatekeeperプロンプトに表示されますが、
Appleは現在、開発者に対しこの公証サービスの通過と署名をデフォルトにするように求めており、次期macOSではGatekeeperがAppleの公証サービスの通過と署名をアプリに要求すると発表していますが、その前段階として次期macOS 10.14.5以降では新規IDの開発者が作成したアプリは公証サービスの通過が必須となるようなので、これからmacOSアプリを開発しようと思っている方は注意してください。
コメント
野良までこうなったら非難轟々だぞ
で、新規ID取得者は「野良に移ったろ!」となると
起動時に毎回アラート出てもいいから野良アプリも起動する道は残して欲しいなあ
野良アプリ動かなくなったらiOSと大差なくなるな
もうメンテされていない便利ツール系全滅か
iOSと違ってカーネル拡張系のアプリは残るみたいなのは一安心