macOS 10.14 MojaveへアップグレードしたMacで、Lightroom Classic/CCをダークモードで利用するとアプリがクラッシュする不具合があるそうです。詳細は以下から。
米Adobeは現地時間2018年09月27日、macOS 10.14 MojaveとAdobe CCアプリの互換性情報を更新し、当初報告していたPhotoshop CCの他に、Adobe AcrobatおよびLightroom Classic & Lightroom CCで不具合が確認されたと報告しています。
Adobe Acrobat
まず、Adobe Acrobatで確認されている不具合は印刷とOffice PDFMaker、ポートフォーリオ、Webキャプチャ機能の計4つですが、どれもmacOS Mojaveから導入されたプライバシー保護機能「User Consent」の影響を受けているだけで、
Automator設定の許可など全てに対して解決方法が提示されているので、Acrobatユーザーでアプリの機能の一部が利用できなくなった方は参考にしてみてください。
Lightroom Classic & Lightroom CC
次に、Lightroom ClassicおよびLightroom CCですが、こちらについてはClassic v7.5またはそれ以前、およびCC v1.5またはそれ以前のバージョンで、macOSのアピアランスを通常のモードからmacOS Mojaveでサポートされたダークモードへ切り替えるとアプリがクラッシュするそうで、回避策として以下の方法が記載されています。
Application crash when switching to Dark Mode while application is running
With Lightroom Classic CC 7.5 or Lightroom CC 1.5 running, switching to Dark Mode can cause the application to crash.Known issues – Running Lightroom Classic and Lightroom CC on macOS 10.14 Mojave – Adobe
不具合の回避策
- Lightroom Classic CC 7.5またはLightroom CC 1.5を終了する。
- 以下の方法でアピアランス設定を変更する。
- DockやAppleメニューからシステム環境設定アプリを開く。
- [一般]パネルの外観モードで「ライト」を選択。
- アピアランスが変わったら、Lightroomアプリを再起動。
Adobeによると現在のところ、macOSMojaveとAdobe CCアプリで大きな不具合は確認されておらず、CCアプリとMojaveの互換性も確認されているそうですが、Appleが次期macOS (10.15?)で32-bitアプリのサポートを終了するのに伴い導入された32-bitアプリに対する警告が以下のように表示される場合があるそうです。
追記
この不具合は、Adobe Max 2018で発表&リリースされた「Lightroom CC October 2018 (v2.0)」で修正されたそうです。
コメント
Lightroom自体ダークモード的なのでその辺のバッティングみたいなものなのかなあ。