AppleがFinal Cut ProやMotionなどの最低システム条件を「macOS 10.13.2以降」に変更しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年04月05日ProRes RAWやクローズドキャプションツールをサポートした「Final Cut Pro 10.4.1 (以下、FCP)」を04月09日より発売すると発表しましたが、このアップデートでは最低システム条件(互換性)が変更されるようです。
Final Cut Pro 10.4.1は、既存のユーザには無料で、新しいユーザには34,800円で、Mac App Storeで4月9日から提供されます。Motion 5.4.1とCompressor 4.4.1もまた、既存のユーザには無料で、新しいユーザにはそれぞれ6,000円にてMac App Storeで4月9日から提供されます。教育関係のユーザはPro Apps Bundle for Educationを22,800円で購入することができます。詳しくは apple.com/final-cut-proをご覧ください。
Final Cut Pro Xがアップデート、ProRes RAWと高度なクローズドキャプションが可能に – Apple (日本)
Appleが昨日アップデートしたFCPの互換性情報は昨年12月にリリースされたFCP v10.4などと比較して以下の様に変更されており、最低システム条件がmacOS 10.13.2 High Sierraへ引き上げられています。
FCPのバージョン | v10.3.4 | v10.4 | v10.4.1 |
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リリース日 | 2017年05月26日 | 2017年12月14日 | 2018年04月09日 (予定) |
最低システム条件 | OS X 10.11.4以降 | macOS 10.12.4以降 | macOS 10.13.2以降 |
メモリ | 4GBのRAM (4K編集、3Dタイトル、360°ビデオ編集用には8GBを推奨) |
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GPU | OpenCLに対応するグラフィックカード またはIntel HD Graphics 3000以降 |
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VRAM | 256MBのVRAM (4K編集、3Dタイトル、360°ビデオ編集用には1GBを推奨) |
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ディスク容量 | 4.15GB | 4GB | 3.8GB |
また、Appleは同時にMotionやCompressorの最低システム条件もmacOS 10.13.2以降に引き上げており、macOS Sierraで動くのは現在Mac App Storeで販売されている「FCP v10.4」までとなるようです。
おまけ
FCP v10.4.1へのアップデートのためにmacOS High Sierraにアップデートされる方もいると思われますが、High Sierraでは「Final Cut Studio」や「Logic Studio」などの旧プロアプリが起動できない状態になっており、Appleもサポートドキュメントを公開しているので、ユーザーの方は注意して下さい。
- Final Cut Pro X – Apple
- Final Cut Pro X release notes – Apple Support
- Final Cut Pro Xがアップデート、ProRes RAWと高度なクローズドキャプションが可能に – Apple (日本)
コメント
開発やめたと思ってた。まだやってるのね。
High Sierra専用だと、アプリかOSどちらが悪いかわかんないよね。
どちらも、仕事では無理ね。
FCPXにせず、Premiereに移行して良かった。決してpremiereも良くないけど。