macOS 15 Sequoiaの新機能のまとめページです。詳細は以下から。

Appleは現地時間2025年06月09日、新しいLiquid Glassデザインシステムを採用し、Apple Intelligenceアクションを利用可能なショートカットやSpotlight機能を大幅にアップデートした「macOS 26 Tahoe」を発表しましたが、同バージョンでは以下のような新機能やセキュリティ機能が追加されています。

macOS 26 Tahoe
システム要件
macOS 26 Tahoeのシステム要件は以下の通りで、macOS 15 Sequoiaでサポートされれていた最後のIntel Mac mini「Mac mini (2018)」や、同じくIntelチップを搭載した最後のMacBook Air「MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)」、プロユーザー向けにIntel Xeonを搭載した「iMac Pro (2017)」、そして2018~2019年製造のMacBook Pro、iMacがサポート対象外となります。

macOS 26 Tahoeのシステム要件
Intel Mac
以上のようにmacOS 26 Tahoeでは、非サポートとなるIntel Macが増えたものの、Intel Mac(x86_64)自体は引き続きサポートしていますが、基調講演後に公開されたPlatforms State of the Unionによると、AppleはmacOS 26 TahoeをIntel Macをサポートする最後のmacOSにするそうです。

Platforms State of the Unionより
Liquid Glass
macOS 26 Tahoeでは、iOS/iPadOS 26と同じく、visionOSからインスパイアされたガラスを重ねたような「Liquid Glass」デザインシステムが採用され、Dockやウィジェット、アプリのサイドバーのデザインが刷新され、さらにメニューバーが透明になっています。

macOS 26 TahoeのDock
メニューバーとコントロールセンター
macOS 26 Tahoeでは、iOS/iPadOSと同じくコントロールセンターがカスタマイズできるようになり、メニューバーに表示されるサードパーティ製アプリのメニューバー項目(アイコン)がシステム設定アプリからON/OFFできるようになっています。

macOS 26 Tahoeのコントロールセンター
フォルダアイコンのカスタマイズ
Appleは2013年にリリースしたOS X 10.9 Mavericksと2017年にリリースしたiOS 11でフォルダを色で分類する[タグ]機能を導入しましたが、macOS 26 TahoeやiOS/iPadOS 26では、このタグをベースにSF Symbolsや絵文字を利用しフォルダアイコンをカスタマイズすることが可能になりました。
フォルダアイコンのカスタマイズ
メニューバーを表示する
AppleはmacOS 26 Tahoeでメニューバーを完全に透明化し、メニューバーとデスクトップの境界をなくしていますが、このメニューバーをもとに戻すオプションは用意されています。

ターミナル
AppleはmacOS 26 Tahoeでターミナルアプリを刷新し、24-bitカラーやLiquid Glassデザインにインスパイアされた新しいテーマ、Powerlineフォントがサポートされます。

macOS 26 Tahoeのターミナル