AppleはmacOS 10.14 MojaveでMac App Storeを刷新しエディタによるストーリやアプリのプレビュービデオが利用可能になっています。詳細は以下から。
Appleは日本時間2018年09月25日にリリースした「macOS 10.14 Mojave」でWWDC 2018で発表したとおり、自社やサードパーティ製アプリを配布する「Mac App Store」をアップデートし、iOS 11と同じようにAppleのエディタによるストーリーやアプリのプレビュービデオなどが可能になっています。
パワフルな見つけ方を、ストアにそろえました。
Mac App Storeが、新しいデザインとわくわくするような新しいエディトリアルコンテンツとともに生まれ変わりました。洞察に富んだストーリーを掘り下げることも、厳選されたコレクションをチェックすることもでき、様々なビデオも用意されています。それぞれのコンテンツは、あなたにとってベストなアプリケーションを探す際に、検索を絞り込んでいけるように作られています。それらはまた、あなたがMacを使ってするのが好きな分野を中心に構成されます。macOS 10.14 Mojaveのプレビューより
新しいMac App Storeはアプリを購入できるという点では、旧Mac App Storeと同じですが、以下の新機能や新しい仕様が加わっています。
ストーリー
新しいMac App StoreではAppleのエディタが厳選したアプリや、エディタが開発者を取材したストーリーが公開されており、各ストーリーのランディングページは共有ボタンから共有することができます。
- すべてが新しいMac App Store – Appleエディタより
プレビュービデオ
アプリのプレビュービデオはiOSでは2015年にリリースされたiOS 8からサポートされていましたが、macOSではMojaveでようやく利用できるようになりました。Mac/iOSのApp Storeの違いについては多くの開発者が共同でAppleに改善を求めていましたが、今回のプレビュービデオ・サポートで、その要望の1つが取り入れられた形となっています。
カテゴリ
また、新しいMac App Storeではアプリのカテゴリの他に「想像する」や「仕事する」、「楽しむ」、「開発する」という4つのテーマ別タブと、エディタがおすすめアプリを紹介する「見つける」というタブがサイドバーに追加されています。
環境設定
新しくなったMac App Storeではアプリの自動アプデート機能やパスワード設定がシステム環境設定ではなく、Mac App Storeの[環境設定]メニューに移動しています。ここではアプリの自動アップデートや他のMacで購入したアプリの自動ダウンロード、ビデオの自動再生、アプリ内評価とレビュー、無料ダウンロードや有料アプリのパスワード設定が可能で、
これまでMac App Storeから行っていたmacOSやSafari, iTunesなどのシステムアップデートはシステム環境設定アプリに移動しています。
その他
また、Appleは今回Mac App Storeがアップデートしたことで、これまで主力アプリをMac App Storeで配布してこなかったMicrosoftやAdobeがOffice 365やLightroom CCをMac App Storeで販売すると発表しており、
Sandboxの制限などによりMac App Storeから脱退したBBeditのBare BonesやCoda/TransmitのPanicなどがMojaveのMac App Storeに復帰すると発表しているので、新しいMac App Storeの今後も期待できそうです。
コメント
「創作する」「仕事する」「楽しむ」「開発する」とかサイドバーの表示が子供じみてて格好悪い
もうちょっと何とかならないのかな
確かにちょっと知育アプリっぽい
わかりやすいからいいけど