AppleはmacOS MojaveおよびiOS 12の「Apple Books」アプリで新しいSerifフォントをテストしているようです。詳細は以下から。
Appleは2018年06月に開催したWWDC 2018の中で、macOS 10.14 MojaveおよびiOS 12で現在「iBooks」として提供している電子書籍リーダーアプリを「Apple Books」として刷新し、新しいBook Storeやオーディオブック専用タブなどが追加されると発表しましたが、AppleはこのApple Booksアプリで新しいSerifフォントを導入するようです。
先週開催された世界開発者会議で、AppleがプレビューしたApple Booksは、iPhoneおよびiPadユーザが、ブックやオーディオブックを自然な流れの中で見つけて楽しめるように完全に再設計された新アプリケーションです。Apple Booksアプリケーションは、今秋に予定されているiOS 12の正式リリースに伴ってiBooksの後継アプリケーションとして登場します。[…]先週開催された世界開発者会議で、AppleがプレビューしたApple Booksは、iPhoneおよびiPadユーザが、ブックやオーディオブックを自然な流れの中で見つけて楽しめるように完全に再設計された新アプリケーションです。Apple Booksアプリケーションは、今秋に予定されているiOS 12の正式リリースに伴ってiBooksの後継アプリケーションとして登場します。
SF Serif
テキサス大学の学生で2ファクタ認証コードアプリ「Step Two」などを開発しているNeil Sardesaiさんや、元iMoreのエディタで現在はAppleのコミュニケーションチームの一員として働くSerenity Caldwellさんによると、Appleは現在開発者向けに公開しているmacOS Mojave/iOS 12 BetaのApple Booksの中で新しいSerifフォントをテストしているそうで、
That slick new serif font in Apple Books can be found in https://t.co/mZ71s4jW0C pic.twitter.com/boBr9xZTAf
— Neil Sardesai (@neilsardesai) 2018年6月6日
But perhaps the most notable change to Apple Books is its font: All headings and small headings in the app use a new serif-based font called “SF Serif” alongside the existing sans-serif San Francisco text for the main body.
Farewell Serenity Caldwell, hello (again) Lory Gil! – iMore
この”Serif-UI-Text-hogehoge.otf”や”Serif-UI-Display-hogehoge.otf”としてApple Booksアプリに同梱されたSerifフォントの正式名称は未定のようですが、Apple BooksのプレビューではAppleOSのシステムフォントであるSan Franciscoフォントの”Sans-serif”書体がメインボディーに利用され、見出しにこのSerif書体が利用されていることから「SF Serif」になる可能性が高いようです。
このフォントの詳細は06月にアップデートされたSan FranciscoやHuman Interface Guidelinesにも記載されておらず、AppleはmacOS 10.12 Sierra以降“SF Mono“フォントをXcodeやTerminalのみで採用しているので、ユーザーがSF Serifを利用できるかは定かではありませんが、iOSのBeta版(PeaceSeed)にアクセスできる方は以下のディレクトリを確認してみてください。
/private/var/staged_system_apps/Books.app/Frameworks/TemplateUI.framework
- iBooks – App Store
- Farewell Serenity Caldwell, hello (again) Lory Gil! – iMore
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