Appleが複数の脆弱性を修正した「macOS 14.7.7 Sonoma」と「macOS 13.7.7 Ventura」をリリースしています。詳細は以下から。
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Appleは現地時間2025年07月29日、MacやiPhone, iPad向けに複数のバグと脆弱性を修正した「macOS 15.6 Sequoia (24G84)」および「 iOS/iPadOS 18.6 (22G86)」をリリースしましたが、現在もセキュリティサポートを続けている古いMac向けにも「macOS 14.7.7 Sonoma (23H723)」および「macOS 13.7.7 Ventura (22H722)」をリリースしています。

このアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
リリースノートより
両macOSアップデートには新機能は含まれていませんが、Appleが公開したセキュリティコンテンツによると、macOS 14.7.7 SonomaではCVEベースで50件、macOS 13.7.5 VenturaではCVEベースで41件の脆弱性が修正されており、

About the security content of macOS Sonoma 14.7.7 and macOS Ventura 13.7.7
macOS 13.7.7やmacOS 14.7.7ではmacOS 15.6 Sequoiaと同じく、AppleMobileFileIntegrityやCore Services、StorageKit、libxpcなどの不具合により、root権限が取得されてしまう可能性のある脆弱性が複数修正されているので、ユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをオススメします。
おまけ
なお、AppleはmacOS 15 Sequoiaをサポートしているにもかかわらず、現在もmacOS 15 SequoiaへアップグレードしていないMacに対し、アップグレード通知を送っていますが、この通知からmacOS 13やmacOS 14の最新版にアップデートをしようとすると、最新のmacOS 15へアップグレードされてしまうので、古いmacOSを使い続けたい方は注意してください。

- Apple security releases – Apple Support


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