Apple、開発者向けに「Game Porting Toolkit v1 beta 4」を公開。Beta 3では互換性とパフォーマンスが向上。

macOS 14 Sonoma

2023.08.24

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　Appleが開発者向けに「Game Porting Toolkit v1 beta 4」を公開しています。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2023年08月22日、開発者向けに「macOS 14 Sonoma beta 6」や「iOS 17 beta 7」などを公開しましたが、同時にゲーム開発者がWindows用ゲームをMacへ移植するためのツイールキット「Game Porting Toolkit (以下、GPTK)」の最新バージョンとなる「GPTK v1 beta 4 (またはGPTK v1.0.4)」を新たに公開しています。

GPTk 1 beta 4 is now live if you're up for late night GPTk'ing. https://t.co/EBd6Qpcbx9 pic.twitter.com/grna2ZALsa

— Nat Brown @natbro@mastodon.social (@natbro) August 23, 2023

　Appleでゲームプラットフォームを担当されているNat BrownさんはGPTK v1 beta 2リリース時に今後Change logsを公開していきたいとコメントしていたものの、beta 3と今回のbeta 4のChange logsは引き続き公開されていませんが、beta 3に関してはユーザーの報告から、これまで正しくレンダリングされなかったPreyやGotham Knightsの一部シーンが正しくレンダリングされるようになっている他、

Spider-Man RemasteredやElden Ring、FINAL FANTASY XVなどのFPS数が上がっているため、今回のbeta 4も互換性とパフォーマンスの向上がメインだと思われます。なお、AppleはGPTK beta 3からmacOS 13 Venturaを非サポートとしたようですが、元々GPTKのシステム要件は「Apple Siliconを搭載したmacOS 14 SonomaのMac」となっていたので、今後GPTKを試したい方はmacOS 14 Sonoma環境*を用意する必要がありそうです。