Apple SiliconのCPUやGPU、ANE、メモリ使用率、消費電力などを表示してくれるターミナルベースのモニタリングツール「mactop」がApple M4チップやサーマルスロットリング警告に対応しています。詳細は以下から。
mactopはContext LabsのCarsen Klockさんが今年04月にリリースしたApple Silicon用のシステムモニターコマンドで、Pythonで書かれた「asitop」をベースにGo言語で開発され、Apple SiliconのCPU(P-/E-core)やGPU、Neural Engine、メモリ、ネットワーク使用率や消費電力をターミナル上にリアルタイムで表示してくれる機能がありますが、
このmactopがv0.2.0からv0.2.2アップデートで、Apple M4チップをサポートした他、cgoでAppleのネイティブMach Kernel APIを利用しCPUとGPUコアの合計使用率、ディスク使用率、各コアの使用率を把握できるアドバンスレイアウト、消費電力の平均値と最大値、サーマルスロットリング警告などを追加したそうです。
mactopのシステム要件はmacOS 12.3 Monterey以降のApple Silicon Macのみで、オープンソース(MIT)で開発されておりHomebrewでインストールできるので、ターミナルベースでApple Siliconをモニタリングしたい方は試してみてください。
brew install mactop sudo mactop
mactopコマンドの使い方
- sudo mactop : 起動
- r : UIデータをマニュアルでリフレッシュ
- c : UIカラーテーマを変更
- p : パーティーモードを実行
- l : レイアウトを変更
- h or ? : helpメニューを表示
- q or C-c : mactopを終了
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