Apple Silicon MacのCPU E-/P-Coreや、GPU、消費電力などを確認できるターミナルベースのモニタリングツール「mactop」がリリースされています。詳細は以下から。
Apple Silicon Macでベンチマークや負荷の高いアプリを実行する際、Apple SiliconのCPUやGPU、ANE(Apple Neural Engine)、メモリ使用率、消費電力などを確認したいときがありますが、その用際に便利なターミナルベースのモニタリングツール「mactop」がリリースされています。
mactop is a terminal-based monitoring tool “top” designed to display real-time metrics for Apple Silicon chips. It provides a simple and efficient way to monitor CPU and GPU usage, E-Cores and P-Cores, power consumption, and other system metrics directly from your terminal!
mactop – Apple Silicon Monitor Top written in pure Golang! Under 1,000 lines of code – GitHub
mactopはターミナルベースのモニタリングツール”top”コマンドと同じく、リアルタイムでApple SiliconチップのCPU (高効率コアと高性能コア)、GPU、ANE、メモリ (使用率とSwap)、ネットワーク、ディスク使用率と消費電力をモニタリングできるツールで、Pythonで書かれた「asitop」をベースに1,000行以下のGo言語で開発されており、Homebrewで簡単にインストールできるようになっています。
brew install mactop sudo mactop
mactopを開発したCarsen Klockさんは、MacでLLMを実行した際のCPUやGPU、ANE使用率をモニタリングするために、このツールを開発したそうで、ソースコードはMITライセンスでGitHubに公開されており、システム要件はmacOS 12.3 Monterey以降のApple Silicon Macで、
デフォルトではインターバル1,000ms、RGBカラーが設定されていますが、インターバルとカラーは変更可能で、lキーでレイアウトを変更することもできるので、システムモニタリングツールをお探しの方は試してみてください。
mactopコマンドの使い方
- sudo mactop : 起動
- q : mactopを閉じる
- r : UIデータをマニュアルでリフレッシュ
- l : レイアウトを変更
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