Macのメニューバーアイコンを一時的に隠すことが可能なメニューバーマネージャ「Ice」に、メニューバー外にアイテムを表示できるセカンダリバー機能とアイテムアレンジ機能が追加されています。詳細は以下から。
IceはアメリカのJordan Bairdさんがオープンソースで開発しているMacのメニューバー用ユーティリティで、DozerやHidden Barのように、メニューバーアイテムやアイコンを一時的に隠すことができ、さらにメニューバーのアピアランスを変更できるため人気となっていましたが、このIceにセカンダリバー機能が新たに追加されています。
Menu bar items can now be shown in a secondary bar below the menu bar! (look for “Use Ice Bar” in the “General” settings pane)
リリースノートより
セカンダリバー
セカンダリバー機能は2024年07月09日にリリースされた「Ice v0.10.0*」以降で利用可能で、メニューバーに表示されるIceのアイコン(●)を右クリックして[Settings..] → [General] → [Use Ice Bar]をONにすることで、長さ制限によりメニューバーに表示できなかったメニューバーアイテムやサードパーティ製アプリのアイコンを表示することができます。
セカンダリバーはメニューバーに常駐するアイテムやアプリのアイコンだけを集めて表示する機能で、実際にクリックすると本物のメニューバーにアイテムやアイコンが表示され、そこから操作を行わなければなりませんが、一方でセカンダリバーは好きな場所に移動でき[Ice Bar Location]でディスプレイの左右やマウスポインター位置に表示させることも可能です。
また、Ice v0.10.0ではセカンダリバー機能の追加に加え、メニューバーに常時表示するアイテムと一時的に隠すアイテム、そして常に隠すアイテムをドラッグ&ドロップで行うことができるアレンジ機能が[Menu Bar Items]に追加されているので、メニューバーアイテムの整理に困っていた方は試してみてください。
brew install jordanbaird-ice
Ice 0.10.1
- Menu bar items can now be shown in a secondary bar below the menu bar! (look for “Use Ice Bar” in the “General” settings pane)
- Added ability to move menu bar items individually in a new “Menu Bar Items” settings pane
- Menu bar appearance can now be inset on screens with a notch
- Ice now ensures that the always-hidden section stays to the left of the hidden section
- Added the ability to disable the always-hidden section
- Ice now launches in the background by default
- Ice now uses the GPL-3.0 license
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