外部エディタで編集されたファイルのバージョン管理をサポートしたMac/Win対応のFTPクライアント「Cyberduck v9.0」がリリース。

Cyberduck
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 外部エディタで編集されたファイルのバージョン管理をサポートしたMac/Win対応のFTPクライアント「Cyberduck v9.0」がリリースされています。詳細は以下から。

Cyberduck for Big Sur

 スイスiterate GmbHは現地時間2024年06月26日、同社が2002年から開発を続けているMac/Windowsのクロスプラットフォームに対応したFTPクライアント「Cyberduck」をバージョン9.0へアップデートし、外部アプリケーション/エディタで編集されたファイルのバージョン管理機能をサポートしたと発表しています。

Cyberduck v9

Feature : Versioning of files edited in external application (#15137)

リリースノートより

 Cyberduckでは、これまでもAmazon S3などバージョン管理機能をネイティブサポートするサービスで、エディタで編集したファイルのバージョン管理をサポートしていましたが、Cyberduck v9.0ではFTP/SFTP、WebDAVなどバージョン管理機能をネイティブサポートしていないサービスでもバージョン管理が行えるようになっており、[設定…]メニュー → [外部エディタ] → [Versioning]で✅Enable Versioningを有効にしておくと、

Cyberduck v9.0

外部エディタで編集した設定ファイルのバックアップが作成され、ファイルの[情報] → [Versions]から過去のバージョンを参照&復元することが可能になっています。バージョンファイルは同一フォルダに作成された「.duckversions」フォルダ内に保存されているので、Cyberduck v9.0にアップデートされた方はチェックしてみてください。

Cyberduck v9.0

Cyberduck v8.xからCyberduck v9.0へのアップデートは無償のようです。

Cyberduck v9.0

  • Feature : Versioning of files edited in external application (#15137)
  • Feature : Custom icons for protocols (Nextcloud, ownCloud)
  • Feature : Detect proxy configuration change for already open connections (#13274)
  • Feature : Rewrite implementation of Transfers window (Windows) (#15885)
  • Bugfix : Failure retrieving previous versions of file (ownCloud)
  • Bugfix : Missing shared folders (OneDrive Business) (#16036)

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