Apple、iPad Air (M2)に搭載されているM2チップのGPU仕様を10コアから9コアに修正。

iPad Air (M2) GPU iPad Air
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 AppleがiPad Air (M2)のM2チップ仕様を10コアGPUから9コアGPUに修正しています。詳細は以下から。

iPad Air (第6世代) 2024

 Appleは現地時間2024年05月07日、新しいApple Pencil ProやMagic Keyboardをサポートし、Apple M2チップと11インチ/13インチLiquid Retinaディスプレイを搭載したiPad Air (M2)を新たに発表しましたが、

iPad Air (第6世代)

Redditユーザーによると、Appleは現地時間06月01日、アメリカのiPad Air (M2)概要ページを更新し、iPad Air (M2)に搭載したApple M2チップのGPUは当初発表していた10コアではなく、9コア仕様のものだと修正しています。

iPad Air (M2) GPU

 Appleは同時に発表したiPad Pro (M4)で、256GBと512GB SSDモデルに9コアCPUと10コアGPUを備えたM4チップを、1TBと2TBモデルに10コアCPUと10コアGPUを備えたM4チップを採用するなど一部スペックに差別化を行っていますが、

Apple M4チップの種類

現在のところ日本の製品/仕様ページは更新されていません。

Apple M2チップのが修正したiPad Air (M2)の製品概要/仕様ページによると、9コア仕様のApple M2チップは全てのiPad Air (M2)に搭載されているそうなので、iPad Air (M2)のGPUベンチマークやゲーム、グラフィックスアプリは10コアGPU仕様のM2チップを搭載した1世代前のiPad ProMacBook ProMacBook Air (15-inch, M2, 2023)*、Mac mini (2022)より多少スコアが低く/動作が遅くなっていると思われます。

Apple M2チップのGPUスペック

*ファンレス仕様のMacBook Air (M2, 2022)のエントリーモデルは8コアGPU仕様のM2チップを採用し、CTOで10コアGPUに変更できました。

追記

 Geekbenchに公開されているiPad Air (M2)と、2022年に発売された10コアGPUのApple M2チップを搭載したiPad ProのGPU Metalスコアを比較したところ、iPad Air (M2)は2022年製iPad Proより9%ほどGPUスコアが低いため、やはりiPad Air (M2)は9コアGPU仕様/GPU性能が下げられているようです。

GPUコア数別のApple M2 Metalベンチマーク

GPUコア数別のApple M2 Metalベンチマーク

追記2

 日本時間2024年06月03日15時頃、日本のiPad Air (M2)の製品仕様ページも更新され、搭載されているApple M2チップのGPU仕様が10コアから9コアへ変更されています。

日本のiPad Air (M2)の仕様ページ

日本のiPad Air (M2)の仕様ページ

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