AppleがiPad Air (M2)のフロントカメラの絞り値をƒ/2.4からƒ/2へ修正しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年06月01日より、05月15日に発売を開始したApple M2チップと11インチ/13インチLiquid Retinaディスプレイを搭載した「iPad Air (M2)」のGPU仕様に誤りがあったとして、GPUのコア数を10コアから9コア(ベンチマークスコアは約9%減)へ変更し、一部メディアに対しパフォーマンスに関しては9コアGPUのiPad Air (M2)で測定したものであり、問題ないと回答していましたが、
Appleは日本時間2024年06月05日、iPad Air (M2)のGPU仕様に続き、iPad Air (M2)のフロントカメラと、iPad Pro (M4)のTrueDepthカメラの絞り値(Aperture)を「ƒ/2.4」から「ƒ/2」へ修正1,2しています。
iPad Airのフロントカメラと、iPad ProのTrueDepthカメラは、iPadをランドスケープモード(横向き)に利用するユーザーが多いことから、新たに発売されたiPad Air (M2)とiPad Pro (M4)からランドスケープモードで最適に利用できるよう、横向きに配置されていますが、
Appleはこの変更に合わせてカメラモジュールも変更したようで、一世代前のiPad AirのフロントカメラとiPad ProのTrueDepthカメラの絞り値は全てƒ/2.4となっていました。
ちなみに、Appleはスペシャルイベント「Let Loose. (何でもあり。)」の中で、iPad Proのリアカメラに関してはスペックを発表していましたがTrueDepthカメラやiPad Air (M2)のフロントカメラに関しては詳細なスペックを発表しておらず、f値が低ければより多くの光が取り込めるので、今回の変更は特に何もアナウンスされないような気がします。
- iPad Air – 仕様 – Apple
- iPad Pro – 仕様 – Apple
- iPad Manuals and Downloads – Apple Support
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