Mac/iPadとUVC対応のUSBキャプチャカードを利用し、Vision Proにゲーム機やPCなどの映像をストリーミングできるアプリ「Castaway: Spatial HDMI Monitor」がリリース。

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 MacやiPadに接続したUSBキャプチャカードを通してVision Proにゲーム機やPCなどの映像をストリーミングできるアプリ「Castaway: Spatial HDMI Monitor」がリリースされています。詳細は以下から。

Castaway: Spatial HDMI Monitor

 Vision Proを利用し空間上のあらゆる場所にショートカットアプリの実行ボタンを配置できるアプリShortcut Buttonsなどを開発しているFinn Voorheesさんは、Appleが新たに販売を開始したVision Proに、ゲーム機やPCなどのHDMI出力対応デバイスの映像をストリーミングできるアプリ「Castaway: Spatial HDMI Monitor (以下、Castaway)」を新たにリリースしています。

Castaway: Spatial HDMI Monitor

Castaway is an app that turns your Apple Vision Pro into an HDMI monitor. Stream from your favorite game console, PC, or HDMI enabled device and view in your spatial environment. With an easy to use connection flow, Castaway lets you instantly connect and stream from your devices.

Castaway: Spatial HDMI Monitor – App Store

 CastawayはVision ProアプリとMac/iPad用のコンパニオンアプリが用意されており、原理的には先日リリースされたNDIモニターアプリVxioと同じでゲーム機などのHDMI出力をWi-FiでVision Proに送るというものですが、CastawayはNDIコンバーターの代わりに、MacとiPad、そしてUVC対応のUSBキャプチャカードを利用するそうです。

Castaway: Spatial HDMI Monitorの原理

Vision Pro上での遅延はMacやiPad、USBキャプチャカードのスペックとネットおワーク環境により左右されると思われます。

 そのため、Castawayを利用するにはmacOS 14 Sonoma以降のMac、またはUVCに対応したiPadOS 17以降のUSB-Cポートを搭載したiPad、そしてUVCに対応したUSBキャプチャカードが必要で、Nintendo SwitchなどをVisin Proでプレイしたいならば、HDMI出力をUSBキャプチャカードを通して一旦MacとiPadへ取り込み、その後Mac/iPad用コンパニオンアプリでVision Proに転送するという手順が必要です。

Castaway: Spatial HDMI Monitor – App Store

 ただ、CastawayはUVCキャプチャーアプリOrionなどと同じく、送信されてきた映像をMetalを利用しVision Proのオンデバイスで4K解像度へアップスケースできる機能を備えており、アプリはMac, iPad, Vision Proアプリ共に無料でApp Storeに公開され、フル機能を利用する場合にはアプリ内課金9.99ドル(1,500円)を支払う方式になっているので、空間上でゲームのプレイやPCの操作をしてみたい方は試してみてください。

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