Lux Optics、USB-Cキャプチャカードを利用しiPadをHDMIモニター化できる4KアップスケーリングやCRTエミュレーション機能搭載のiPad用アプリ「Orion」をリリース。

Orion Pro iOS/iPadOS17
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 USB-Cキャプチャカードを利用しiPadをHDMIモニター化できる4KアップスケーリングやCRTエミュレーション機能のiPad用アプリ「Orion」がリリースされています。詳細は以下から。

Orion HDMI Monitor

 2022 Apple Design Awards ビジュアルとグラフィック部門のグランプリに輝いたiPhone用カメラアプリHalide Mark IIを開発する米サンフランシスコのLux Opticsは現地時間2023年09月20日、iPadをHDMIモニター化するアプリ「Orion」を新たにリリースしたと発表しています。

Orion HDMI Monitor for iPad on App Store

Say “Hello” to the Orion Video System, a software application from Lux Entertainment and Optics Inc. With a simple USB-C Capture Card, or “dongle” and the free Orion Video System application, getting a big screen is never a big hassle*.
*Requires iOS 17, an iPad with USB-C, and a USB-C Video Capture Card.

HDMI Monitor for iPad – Orion

 OrionはUVC (USB Video device Class)に対応したiPadOS 17とUSB-Cポートを搭載したiPadでUSB-C to HDMIキャプチャカードを利用できるようにしてくれるアプリで、既にリリースされているGENKI ShadowCastCamo Studioと同じ*ですが、

Orion HDMI Monitor for iPad

*HDMI入力を録画する機能や配信機能は搭載されていません。

カメラアプリを開発するメーカーだけあって、デジタル一眼レフカメラの外部モニターにiPadを利用できるようシステム設定以上に輝度を上げられる機能や、AIを利用した4Kアップスケーリング、そして古いゲーム感を楽しめるCRTエミュレーション機能が実装されています。

Orion Pro

 Orionのシステム要件はiPadOS 17以降でUSB-Cポートを搭載したiPadで、アプリは無料で公開されており、輝度の調整や4Kアップスケーリング、CRTエミュレーションなどはアプリ内課金でOrion Proを購入する必要がありますが、現在はリリース記念で700円(買い切り)となっており、

Orion Pro

手持ちのGENKI ShadowCastUGREEN HDMI キャプチャーボード(Amazon.co.jp)**も利用できたので、iPadを簡易的なHDMIモニターにしたい方は試してみてください。

Orion HDMI Monitor for iPad

**Macrosiliconチップを採用した4K60fps入力対応の安価なキャプチャカード様々なメーカーから販売されていますが、映像はiPad転送時に1080p30fpsまで落とされ、Orion Proの場合はiPad上で4Kへアップスケールされ、120fps(ProMotion)表示されるので無駄が多い気がします…。

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