EdoviaがMacやiPhone/iPad対応のVNCリモートデスクトップ・クライアント「Screens v5」を12月6日にリリースすると発表しています。詳細は以下から。
カナダのEdovia Inc.は現地時間2023年12月06日より、2010年から開発を続けているMacやiPhone,iPadに対応したVNCリモートデスクトップ・クライアント「Screens」シリーズの最新バージョンとなる「Screens v5」をApp Storeでリリースすると発表しています。
自宅に置いてあるスプレッドシートで作業する。何万キロも離れたサーバでソフトウェアアップデートを実行する。遠く離れて暮らす父のコンピュータを手伝う。Screensを使えば、リビングやお気に入りのカフェなど、世界中どこからでもMac、Windows、Linux PC、または Raspberry Piに接続して、コントロールできます。
Screens 5: VNCリモートデスクトップ – App Store
Screens v5の新機能
Screens v5は2016年にリリースされた「Screens v4」以来のメジャーアップデートとなっており、これまで同様にリモートデスクトップ(画面共有)をサポートしたMacやWindows PCやLinux、Raspberry Piへ遠隔からアクセス可能で、
Screens v5ではAppleが2018年にリリースしたmacOS 10.14 Mojaveで廃止した、iCloudアカウントで紐づけされたMacへリモートアクセスできる「どこでもMy Mac」に替わる「Screen Connect」や、ネットワーク上のMacやPCを検出してグループ化できる新しいライブラリ機能、
iPhoneやiPadでは画面下に固定されていたコピー&ペーストやFnキー、電源の操作、画面の拡大縮小などを行えるツールバーが刷新され、画面の広いiPadではフローティング式に、画面の狭いiPhoneではランドスケープ配置にでき、Dockなどへアクセスしやすくなっています。
また、Screens v5では、これまでiPhone/iPadのみでサポートされていたTouch IDやFace ID、Apple Watchなど生体認証を利用したMacのロック解除、マルチディスプレイのサポート、リモート側のMacの画面にカーテンを掛け操作を見られないようにするカーテンモードの改善、
iCloud経由でのデバイスプレビューの同期、Stage Managerやクリップボード共有機能の互換性強化などが行われ、アプリはMacとiPhone、iPadアプリを1度で購入&全て利用できるUniversalアプリとなっていますが、システム要件は最新のmacOS 14 SonomaとiOS/iPadOS 17以降で、これまでの買い切りライセンスからサブスクリプション制へ移行されています。
また、EdoviaのLuc Vandalさんは既にScreens v4購入されているユーザーに対し、初年度のサブスクリプションを50%OFFにする特典や、サブスクリプションの約3倍(11,000円)でLifetimeライセンスを提供することも計画しており、App Storeでは既に予約注文が開始されているので、興味のある方はApp Storeをチェックしてみてください。
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