Apple Design AwardsファイナリストにノミネートされたMac用ライブ配信アプリCamo StudioのiPad版がリリースされています。詳細は以下から。
英Reincubate Ltd.は現地時間2023年09月18日、Appleの2023 Apple Design Awardsにも選出されたライブ配信アプリCamo StudioのiPad版となる「Camo Studio for iPad」を新たにリリースしたと発表しています。
Dive into streaming, or record your next video, in just a few taps – hone your scene, connect your camera, and start creating with ease – all directly from your iPad. Why not try the iPad version of the 2023 Apple Design Award finalist app today?
Camo Studio – Streams & Video – App Store
Reincubateは、これまでMacやWindows向けにライブ配信アプリCamo Studioを開発してきましたが、昨日リリースされたiPadOS 17で新たに業界標準のカメラ機器USB通信規格「UVC (USB Video device Class)」がサポートされたことで、iPadアプリを開発したそうです。
Camo Studio for iPadの使い方
Camo Studio for iPadの使い方は、UVC対応のUSB-Cポートを搭載したiPad(iPadOS 17以上)でアプリをApp Storeからダウンロードし、起動後に写真やカメラ、マイク、ネットワークへのアクセスを与えるだけで、
後はPrimary Source Settings → Deviceで、UVCに対応したUSB接続のHDMIキャプチャボードや一眼レフカメラ、ビデオカメラなどを選択すればCamo Studio for iPadの画面に、その映像が映し出されます。
Camo Studio for iPadはUVCデバイスからの映像以外に、iPadのカメラを利用したマルチソース表示やフレーミング、スポットライト エフェクト、フィルター、外部SSDやUSBへの録画など様々な機能を搭載しており、全ての機能を利用するにはApple M1/M2チップのiPadを推奨していますが、
1080p30fpsのUSBキャプチャボードの表示程度ならA14 Bionicを搭載したiPad (第10世代)やA15 Bionicを搭載したiPad mini (第6世代)でも問題なく動作し、Elgatoのキャプチャボードの上位モデルを利用すれば、4K60fpsのキャプチャ*も可能だそうです。
Camo Studio for Mac/PCはStandard版は無料で、全ての機能を利用するには年間49,99ドルのPro版のサブスクリプション登録が必要ですが、Camo Studio for iPadは現在のところ全て無料で利用できるそうなので、iPadを一眼レフのカメラモニターやゲーム配信デバイスにしたい方は試してみてください。
Is Camo Studio for iPad really free?
Yes! Camo Studio for iPad is available completely free and there are no plans to change that. Our latest app is our opportunity to explore new functionality with our users on a new platform, and we want to get it into the hands of as many people as we can – let’s create together.Camo Studio for iPad – Reincubate
PV
- Camo Studio for iPad – Reincubate
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