iOS 17/iPadOS 17では予めマップデータをダウンロードし、オフラインでも地図を表示できる「オフラインマップ」が利用出来るようになりました。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年09月18日、iPhoneやiPad向けに最新の「iOS 17/iPadOS 17」をリリースしましたが、このiOS/iPadOSでは、マップアプリで予めマップデータをダウンロードし、携帯電話にWi-Fiや電波が届かない場所でも地図を表示できる「オフラインマップ」機能が追加されています。
Offline Maps. Download maps for use when your iPhone doesn’t have a Wi-Fi or cellular signal.Get routes when driving, cycling, walking, or taking public transit.Even get an estimated time of arrival based on historical traffic. See rich information for places, including hours, ratings, and more.
New features available with iOS 17. より
オフラインマップの使い方
オフラインマップを使うには、Wi-Fiかセルラー電波が届く場所でマップアプリを開き、マップデータをダウンロードしたいエリアを表示して[さらに…]から「マップをダウンロード」を選択し、マップデータをダウンロードしたいエリアを調整、ダウンロードボタンを押します。
マップデータには地形情報のほか、周囲の店の営業時間と評価、交通機関の情報、車や徒歩、自転車を利用した場合の道順と到着時間のデータが含まれているため、場所と範囲にもよりますが数GBになることもあります。
マップデータダウンロード後は、Wi-Fiや携帯の電波(セルラー)が届かない場所でも地図が表示されるようになり、データを削除したい場合はユーザーアイコンから[オフラインマップ] → ダウンロード済みマップの詳細を選択し、データを削除することが出来ます。
オフラインマップのオプションでは、マップデータが更新されたときのデータの自動アップデートやダウンロード方法(Wi-Fiやモバイル通信)、しばらく使わなくなったマップデータの自動削除(ストレージの最適化)、ネットワークが利用できる場所でもオフラインマップを使用するといった設定もできるので、仕事やツーリングなどでマップアプリをよく利用される方は試してみてください。
おまけ
ちなみに、iOS 17のiPhoneでマップデータがダウンロードされており、watchOS 10のApple WatchがBluetoothの通信範囲内(33フィート/10m以内)にある場合は、Apple Watchでもオフラインマップが使えるそうです。
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