iOS 17/iPadOS 17ではFace ID搭載のiPhone/iPadでTrueDepthカメラを利用し画面と顔との距離が近づきすぎると警告を出す機能が利用可能になています。詳細は以下から。
Appleは2018年09月にリリースした「iOS 12」で、ユーザーがiPhoneやiPadを何時間使用したかを表示する「スクリーンタイム」機能を実装し、2020年11月にリリースした「iOS 14.2」では、AirPodsなどのヘッドホンで聴覚に影響を与える可能性のある音量を超えていないかをチェックできる「ヘッドホン調整/通知」機能が追加されましたが、
2023年09月にリリースされた「iOS 17/iPadOS 17」では、iPhoneやiPadの画面とユーザーの顔の距離が適切に保たれているかチェックしてくれる「画面との距離 (Screen Distance)」機能が追加されています。
画面との距離機能を利用する
画面との距離機能は、iPhone/iPadとユーザーとの顔の距離を測定するのにTrueDepthカメラを利用するため、Face IDを搭載したiOS 17/iPadOS 17以上のiPhoneとiPadでしか利用できませんが、使い方は設定アプリの[スクリーンタイム] → [画面との距離]を有効にするだけで、
眼精疲労や子供の近視になるリスクを軽減するため、“画面との距離”で、Face ID対応のiPhone またはiPadが推奨距離になるように通知します。
その後は、iPhoneやiPadに顔を近づけすぎる(12インチ/30cm以下)と画面に「iPhone/iPadが近すぎる可能性があります」という警告がシールド画面として表示されるようになります。
このシールド画面は、iPhoneやiPadを顔から遠ざけることで画面を下げることが出来ますが、この機能はアプリやゲームの使用中など時を選ばずに繰り返し表示されるので、利用される方は注意してください。
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