macOS 13 VenturaでGUIが廃止されたMacの起動や終了などのスケジュール機能とApp Napの設定に対応した「OnyX 4.4.2」がリリースされています。詳細は以下から。
フランスのTitanium Softwareは現地時間2023年07月27日、macOSのシステム設定やメンテナンスを行うことができる多機能ユーティリティ「OnyX」の最新バージョンとなる「OnyX 4.4.2」をリリースし、スケジュール機能とApp NapのON/OFF設定を追加したと発表しています。
Added Scheduling pane in the Utilities toolbar item to schedule specific times for your Mac to start up or shut down
リリースノートより抜粋
スケジュール
AppleはmacOS 13 Venturaでシステム環境設定アプリをiOS/iPaOSに合わせ「システム設定」アプリとして刷新した際に、システム設定アプリからMacの起動や終了、再起動、スリープ時間を設定できるスケジュール機能のGUIを廃止し、ユーザーに対しpmsetコマンドを利用するように指示していますが、
新たにリリースされたOnyX v4.4.2では、ユーティリティタブの[企画 (Scheduling)]からMacの起動/終了の曜日と時間を設定することが可能になっています。
App Nap
また、Appleは2013年にリリースしたOS X 10.9 Mavericksで、複数のアプリケーションが開いている場合、アプリが最前面に表示されていない/アクティブでない場合に、アプリのCPU使用率を低下させる「App Nap」を導入しましたが、
OnyX v4.4.2では、各種設定タブの[その他] → [App Nap停止]からApp Napを無効にすることが可能になっているので、Macをバッテリーや消費電力を気にせず、常に最高パフォーマンスでアプリを利用したい方は試してみてください。
OnyX 4.4.2
- Added Scheduling pane in the Utilities toolbar item to schedule specific times for your Mac to start up or shut down
- Added option to turn on or turn off App Nap
- Miscellaneous corrections and improvements made
- User Guide updated, improved, and reindexed
- OnyX Operating System Utilities for Mac – Titanium Software
コメント
GPUを廃止?「GUIを廃止」だろうが。
ご指摘ありがとうございます。先程修正したので、WordPressのキャッシュクリアされる夕方頃には修正されていると思います。