AppleがSF ProフォントにCompressed, Condensed, Expandedの3つのスタイルを追加するそうです。詳細は以下から。
Appleは2015年に開催したWWDC15で、新しい「San Franciscoフォント (以下、SFフォント)」を公開し、同時に発表されたOS X 10.11 El Capitanではシステムフォントが”Helvetica Neue”から”SFフォント”に変更され、その後、SFフォントはOSだけではなくMagic KeyboardやMacBookのロゴにも採用され、
2017年には複数のスタイルを持つ「SF Pro」フォントが、2019年にはXcodeやターミナル用に開発していた等幅フォント「SF Mono」も公開されましたが、WWDC22のセッション「Meet the expanded San Francisco font family」によると、Appleは、さらに幅広い用途にSFフォントを対応させるため、
SF Proフォントに、幅が狭くスペース効率に優れた「Condensed」, SFフォントで最もコンパクトな「Compressed」, 文字幅を広くした「Expanded」の3スタイルを追加し、9つのWeightと合わせて合計27書体が利用できるようになるそうです。
これらのスタイルは、スタイルマップの中央ほどタイポグラフィ的にニュートラルで、マップの外に行くほどウェイトと文字幅の比率が極端なため、表現力に優れ、特定のUIに人々の目を引きつけたり、タイポグラフィの階層を強化するのに役立つとコメントされています。
セッション「Meet the expanded San Francisco font family」では、SF Proの新しいスタイルがAppleのニュースや地図アプリで、どの様に使われているかが解説されており、新しいスタイルを含んだSF ProフォントはAppleの公式サイトからダウンロードできるようになっているので、興味のある方はチェックしてみてください。
- Fonts – Apple Developer
- Meet the expanded San Francisco font family – Apple Developer
コメント
前に情報のあった日本語対応はどうなったんだろう?