The Iconfactory、20年前にリリースしたMac用アイコン管理アプリCandyBarをApple Siliconだけ追加サポートし「CandyBar – Sugar Free Edition™」として公開。

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 The Iconfactoryが20年前にリリースしたMac用アイコン管理アプリ「CandyBar」をBig Sur以降のセキュリティには対応させず、Apple Siliconだけ追加サポートし「CandyBar – Sugar Free Edition™」として公開しています。詳細は以下から。

CandyBar – Sugar Free Edition™

 MicrosoftのWindows XPやXbox 360などのアイコンをデザインし、現在はTwitterクライアントTwitterrificシリーズを開発する米The Iconfactoryは現地時間2022年05月05日、Mac用のアイコン管理/変更アプリ「CandyBar」を、Apple Siliconに対応させ「CandyBar – Sugar Free Edition™」としてリリースしたと発表しています。

CandyBar – Sugar Free Edition™ - The Iconfactory

The result is CandyBar – Sugar Free Edition™. Like the version released a decade ago, it’s still FREE. It’s also completely unsupported so there’s no technical assistance for the app whatsoever.

CandyBar – Sugar Free Edition™ – The Iconfactory

 CandyBarは、The Iconfactoryが約20年前の2002年に米Panicと共同で開発したMac用のアイコン管理/変更アプリで、当時は現在ほどmacOS(OS X)のセキュリティが厳しくなく、システムアイコンやアピアランスを変更できたため、CandyBarは、そのアイコンを管理/変更するために開発され人気となっていましたが、

CandyBar 3

CandyBar 3.0

その後、Appleがrootless(SIP)などのセキュリティ機能を導入したことから、アイコンやアピアランスの変更が不可能となり、Panicは2014年にCandyBarをOS X 10.8 Mountain Lionへ対応させたのを最後に、CandyBarを未サポート&無償公開しました。

CandyBar, Mountain Lion, and Beyond by Panic

システムアイコンのカスタマイズユーティリティに関して長期的な将来に確信が持てず、十分な機能が提供されないソフトウエアに課金するのも心苦しいです。また機能を単に削除して販売を続けるのも何だかしっくりきません。なので、現在の最新の CandyBar を無償配布しますがサポートは提供されません。

CandyBar, Mountain Lion, and Beyond – Panic Blog

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CandyBar – Sugar Free Edition™

 上記のような理由から、CandyBarはmacOSのシステムアイコンを変更できなくなりましたが、現在もアイコンアーカイブアプリとしは利用可能だったことから、The Iconfactoryはコードを整理し、深刻なバグを修正、システムアイコン変更機能を削除して「CandyBar – Sugar Free Edition™」として、再び無償公開したそうで、

CandyBar – Sugar Free Edition™はIntelとApple SiliconをサポートしたUniversal 2 Binary化されたものの、近年のmacOSのSandboxや公証、Gatekeeperといったセキュリティ仕様には対応していないため、利用するにはGatekeeperのブロックをパス(右クリックで開く)させる必要があり、サポートも行わないそうですが、

CandyBar – Sugar Free Edition™

古いアイコンライブラリ(iContainer)の読み込みや、IconsファイルのPNG/JPEG書き出しなどは利用できるようになっているので、当時のデータがまだある方は試してみてください。

CandyBar Sugar Free Edition import and export