Macに仮想ディスプレイを作成できる「BetterDummy v1.1」の安定版がリリースされています。詳細は以下から。
Macに接続された外部ディスプレイの輝度をメニューバーから変更することができるMonitorControl(Liteなどを開発するIstvan Tothさんは現地時間2022年04月20日、Macに仮想ディスプレイを作成できるアプリ「BetterDummy」のv1.1の安定版をリリースしたと発表しています。
Note: this is the first v1.1.x stable release.[…]This version includes licensing for Pro features with an in-app check-out system.By purchasing a Pro license for $15 (includes VAT, sales tax, payment fees etc.) you support the development. Thank you for this!
リリースノートより抜粋
BetterDummy v1.1
Management
BetterDummy v1.1の安定版となるBetterDummy v1.1.12では、これまでリスト型だった解像度セレクターが、スライダー型になり、ダミーディスプレイの解像度を素早く変更できるようになった他、解像度に非HiDPIモードの解像度を表示する[Low resolution mode]が追加、
Picture-in-Picture (PinP)
BetterDummy v1.0では、作成したダミーディスプレイを確認する手立てがシステム環境設定の[ディスプレイ]設定しかありませんでしたが、BetterDummy v1.1では、ダミーディスプレイのPinPが表示可能になっており、メインディスプレイ上にダミーディスプレイの状態を表示することが可能になっています。
Full-screen streamingとPortrait mode
また、BetterDummy v1.1では、外部ディスプレイを縦長に利用したい(ポートレート/ピボット機能)ユーザー向けに「Portrait mode」がサポートされ、9:16といったダミーディスプレイの作成が可能になっており、
加えて、ダミーディスプレイのミラーリングの代わりにダミーコンテンツを外部ディスプレイにストリーミングする「Full-screen-streaming」機能もサポートされたため、この2つの機能を合わせることで、iPadをMacのサブディスプレイとして利用するSidecar機能でポートレート表示が可能になっています。
有料化
以上の通り、BetterDummy v1.1では様々な機能が追加され、Istvan Tothさんは今後もBetterDummyの開発を続けていくために、以下の機能をコア機能とは別にBetterDummy Proとして15ドルの有料にしていますが、全ての機能を利用できる14日間のトライアル期間も用意されているので、興味のある方は試してみてください。
BetterDummy Pro
- Keyboard shortcuts
- Rename dummies
- Create dummies with custom aspect ratios or resolutions
- Auto-configure dummy, mirroring and streaming suited for a display
- Resize dummies
- Automate the process of mirror creation for a display
- Full screen streaming
- Picture in Picture
- Various display management tools
- Change dummy orientation
- Portrait Sidecar with streaming
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