数式/論文OCRサービス「Mathpix」が5月1日よりFree/Proプランで利用可能なSnipとPDFページ数を変更すると発表しています。詳細は以下から。
Mathpix Snipシリーズはスタンフォード大学でディープラーニングを専攻していたNico Jimenezさんが開発した数式や科学論文に特化したOCRアプリですが、このMathpix Snipが2022年05月01日までにMathpix Proプランの価格の改定と、Free/Proプランで利用可能なSnip数/PDFページ数を変更すると発表しています。
Notice of upcoming changes to Mathpix subscription Free plans and Pro pricing.The changes will be deployed no later than May 1st, 2022, and are summarized below:
メーリングリストより
メーリングリストによると、新価格と利用できるSnip/PDFページ数は以下の通りで、FreeプランはSnip数が減らされ、Proプランは値上げになるため、今後もMathpixを利用したいユーザーや、今後リリースを予定している「Snip 2.0」を利用したいユーザーには値上げ前のサブスクリプション登録を行うように勧めています。
Freeプラン
- 価格 : $0/month → $0/month
- Snip数 : 50 Snips/month → 10 Snips/month
- PDFページ数 : 20 PDF pages/month → 20 PDF pages/month
Educationalプラン
- 価格 : $0/month → $0/month
- Snip数 : 100 Snips/month
- PDFページ数 : 35 PDF pages/month → 35 PDF pages/month
Proプラン
- 価格 : $4.99/month and $49.90/year → $7.99/month and $69.99/year
- Snip数 : 5,000 Snips/month → 5,000 Snips/month
- PDFページ数 : 250 PDF pages/month → 500 PDF pages/month
また、現在Mathpixが立ち上げた数学や物理、化学、工学、統計、科学、コンピューターサイエンスなどのSTEM系・論文コミュニティ「Spectra」のコンペに参加することでMathpix Proプランが6ヶ月無料になるそうなので、興味のある方は参加してみてください。
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