ウクライナのソフトウェアメーカーReaddleが同社のアプリについてロシアでの公開に加え、セキュリティアップデートの配布やカスタマーサポートも終了すると発表しています。詳細は以下から。
ウクライナの首都キエフやオデッサ、米サンフランシスコなどに拠点を置くソフトウェア会社「Readdle」は現地時間2022年03月01日、ロシアのウクライナ侵攻に対し、同社が開発&販売しているSparkやDocuments、Calendars, Scanner ProなどのアプリをロシアのApp StoreとGoogle Playから削除したと発表しましたが、
現地時間2022年03月03日付けで、App StoreやGoogle Playでのアプリの公開に加え、今後はロシア系企業との取引やロシアでのアプリのアップデートの提供、カスタマーサービスも行わないと発表しています。
What this means:
- For existing users: Existing users in Russia will retain access to the app they have installed, but the app will no longer be updated — no new features or security updates will be delivered. We will no longer offer any customer support for our apps.
- For new users: Readdle’s apps will no longer be available for sale on the Russian App Store or Google Play. We will not offer our products and services to users in Russia.
Readdle removes its apps from the Russian app stores – Readdle Blog
Readdleによると、ロシアでReaddle製アプリ既にインストールしている場合、そのアプリは現在も利用することは可能ですが、今後アプリに提供される新機能やセキュリティアップデートなどは配布されず、新規ユーザーやカスタマーサポートも受け付けないそうで、ロシア以外のApp Storeでは「ロシアからのお客様はお断りしています。」アップデートや寄付の受付も開始されています。
- Readdle removes its apps from the Russian app stores – Readdle Blog
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