Readdle、ダークモードやiPadOS 13のマルチタスク、アバターやメールアクションのカスタマイズを可能にしたメールクライアント「Spark for iOS v2.5」をリリース。

Spark for iOS v2.5 Readdle
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 ReaddleがダークモードやiPadOS 13のマルチタスク、アバターやメールアクションのカスタマイズを可能にしたメールクライアント「Spark for iOS v2.5」をリリースしています。詳細は以下から。

Readdleのメールクライアント「Spark for iOS」のアイコン。

 ウクライナのソフトウェア会社Readdle Inc.は現地時間2019年11月20日、Mac/iOS対応のメールクライアント「Spark」シリーズのiOS版をバージョン2.5.0へアップデートし、Appleが2019年09月から10月にかけてリリースしたiOS 13およびiPadOS 13の新機能に対応したと発表しています。

TL;DR — The all-new Spark raises the bar for a modern email experience, introducing a completely Overhauled Design, a personalized toolbar with Customizable Email Actions on iOS, a stunning new Dark Mode for iPhones, iPads & Android devices, and a lot more.

Spark email gets the Dark Mode on iOS & Android – Blog

Spark for iOS v2.5の新機能

ダークモード

 Spark for iOSはこれまでアプリ固有の機能としてカスタムテーマをサポートしてきましたが、v2.5では新たにiOS 13とiPadOS 13でサポートされたダークモードをフルサポートしており、

Spark for iOSがダークモードをサポート

iOS/iPadOSのシステムがダークモードとなっていても、ライトモードでメールの文面を表示できるように、[設定] → [カスタマイズ] → [Appearance] → [配色]にライトおよびダーク、黒、システムのオプションが追加されています。

アバター

 また、Spark for iOS v2.5ではGmailやAirmailのように各メールアカウントに設定されたアバターを表示できるようになりました。アバター設定はダークモードと同じ[配色]パネルに追加されており、これまでと同じアバターなしオプションも選択することも出来ます。

Spark for iOSのアバター

メールアクション

 Spark for iOSのメール閲覧画面にはメールを既読や削除、アーカイブしたりすることができるアクションボタンがツールバーが画面下に配置されていますが、Spark for iOS v2.5ではこのツールバーに表示されているアクションボタンをカスタマイズすることができるようになりました。

Spark for iPadのメールビューウィンドウのアクション

 アクションは[設定] → [メールビューア] → [ツールバーのカスタマイズ]から6つ選択することが可能で、設定は各デバイス間で同期されます。

Spark for iOSのメールビューウィンドウのアクション

マルチタスク

 AppleはiPadOS 13でマルチタスク機能を強化し、1つのアプリを複数ウィンドウ開き、Split ViewやSlide Overすることを可能にしましたが、Spark for iOS(iPadOS) v2.5ではこのマルチタスク機能をサポートし、受信したメールを見ながら返信を書くといった動作が可能になりました。

Spark for iOS v2.5のマルチタスク機能

 この他、Spark for iOS v2.5ではデバイス間での連絡先やラベルの同期、メールの件名や添付ファイル名が表示されない不具合などが修正されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。

リリースノート

完全に生まれ変わったSparkの登場です!今回のバージョンアップデートでは、あらゆるユーザーのメール体験の基準となるような操作性を実現するために、Sparkは一から設計し直されています。もし、あなたが毎日受信トレイを開くような生活を送っているのであれば、本アップデートで追加された数々の新機能を気に入っていただけることでしょう。

エレガントなダークモードを搭載

今回のアップデートでは、インターフェースの一新に加えて、新しいテーマ「ダークモード」を用意しました。暗い環境でも見やすさ抜群です。この機能は、「設定」>「カスタマイズ」>「配色」で有効にすることができます。

メールアバターの表示

多くのユーザーから要望があった機能です。件名のすぐ横に送信者の顔写真や企業ロゴが表示されるので、重要なメールを見逃す可能性がさらに減ることでしょう。この機能は、「設定」>「カスタマイズ」>「配色」 >「アバターを表示」で有効にすることができます。

メールアクションのカスタマイズ

メール閲覧画面のメールアクションを自由にカスタマイズできるようになりました。これで、誤操作によりメールが間違って削除されるような状況もなくなることでしょう。

iPadでの複数ウインドウの表示

iPadで2つのSparkを同時に表示できるようになりました。例えば、左側のウインドウでメールを開き、右側のウインドウでは、その返信文を書くことが可能になります。

すべてのデバイスの連絡先の同期

特定のメールアドレスを重要な送信者としてラベル付けできるようになりました。ラベルをiPhoneで設定すると、Mac・iPad側のアプリにも反映されます。

また、本バージョンには、以下のような改善と不具合の修正が含まれています:

  • メールの件名が正しく表示されなかった不具合を修正しました。
  • 検索機能を使用時に一部のメールが表示されなかった不具合を修正しました。
  • メールに添付された動画のファイル名が正しく表示されなかった不具合を修正しました。
  • タイムスタンプの形式に関する不具合を修正しました。
  • WatchOS 4との連携時に、稀にアプリがクラッシュする不具合を修正しました。
  • 特定の状況下でメールの内容が正しく描画されない不具合を修正しました。
  • メーリングリストでキーボードを選択する際に生じていた不具合を修正しました。
  • メール同期の安定性が向上しました。

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