iPadをMacのセカンドディスプレイとして利用できるようにしてくれる「Luna Display」がv5.0アップデートでWindowsをサポートしています。詳細は以下から。
iPadをMacの液タブやセカンド/サブディスプレイとして活用できるようにしてくれる「Astropad」や「Luna Display」シリーズを開発しているAstro HQは現地時間2021年10月13日、iPadのセカンドディスプレイ化ユーティリティ「Luna Display v5.0」をリリースし、正式にWindows PCをサポートしたと発表しています。
Introducing Windows support! We completely rearchitected the apps to support both PCs and Macs. Now, use your existing USB-C Luna on Mac or PC. For PCs that don’t have USB-C, we introduced a new HDMI unit for Luna. Head to our website to learn more.
Luna Display – App Store
Luna DisplayはUSB-C/DisplayPort/HDMI接続に対応したLuna Displayドングルを接続したMacやPC上に仮想ディスプレイを構成し、その映像をover Wi-FiまたはEthernet/ThunderboltでiPadに映し出す事ができるAppleのSidecarに似たソリューションで、Windows対応は2019年から予告されていましたが、
本日リリースされたLuna Display v5.0でこの目標が達成された形となり、実際にスクリーンショットを撮影すると以下のようにiPadにWindows PCのディスプレイが拡張されていることが分かります。
Beta版からLuna Display for Windowsを利用してみた感じでは、Luna Displayドングルを利用してGPUアクセレーションが効くもののWi-Fi接続では遅延が目立つため、PCのポートが余っていればUSB-CやLightningケーブルでiPadとWindows PCを接続しておいた方が遅延もなく接続も安定し、iPadを充電しながら利用できるため、より実用的に利用できます。
Luna Display v5.0 for iPad/Windowsのシステム要件は以下の通りで、レスポンスには難があるもののiPadからのタッチ操作にも対応しており、Luna Displayドングルは129.99ドルで日本からも購入可能なので、iPadをWindows PCのサブディスプレイとして活用したい方はチェックしてみてください。
Luna Display for Windowsのシステム要件
- Operation system: Microsoft Windows 10 64-bit, Build 1809 or later
- Processor: Intel or AMD processor with 64-bit support; 2 GHz or faster
- RAM: 4 GB
- GPU: Intel HD Graphics 520, AMD Radeon RX Vega 3, NVIDIA GeForce 820M or later; or equivalent DirectX 11 compatible GPU.
- Hard drive space: 1 GB
- WiFi/Network: 802.11n or wired ethernet
Luna Display for iPadのシステム要件
- iPadOS 12.1以降を搭載した2013年発売のiPad mini 2以降, 2016年発売のiPad Pro以降, 2017年発売のiPad (第5世代)以降, 2013年発売のiPad Air以降のiPadデバイス。
追記
現在はWindowsのサポート記念(WINDOWS LAUNCH CELEBRATION!)として20%OFF+送料無料の104ドルで購入できるそうです。
- Luna Display – App Store
- Luna Display | Turn your Mac or iPad into a second display – Astropad
コメント
あれ、去年79.99ドルでしたよね、今年に入ってから50ドル値上げされました?
ブラックフライデーで30%OFF+送料無料だったので買おうと思ったらがっかり...