AppleがiOSやmacOSのシステムフォントとなるSFフォントとNew Yorkフォントをアップデートしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年09月29日、600以上の新しいシンボルやカラーカスタマイズ、インスペクター機能を強化したSFフォント派生のベクターシンボル&ユーティリティ「SF Symbols 3.0」をリリースしましたが、
Appleのデザイン・エバンジェリストを務めるMike Sternさんによると、AppleはSF Symbols 3.0のリリースと同時に、iOS/macOSなどのApple OSのシステムフォントとなるSan Francisco(SF)とNew Yorkフォントをアップデートしたそうです。
SF Symbols 3 is no longer beta. Also updated San Francisco and New York fonts available.https://t.co/9E0zFVvQ4Ghttps://t.co/JddJPGfnen
— Mike Stern (@themikestern) September 30, 2021
Appleは引き続きSF Symbolsのリリースノートを更新しておらず、システムフォントに至っては昨年リリースしたmacOS 11 Big SurやwatchOS 7のバリアブルフォントに対応したSFフォントおよびNew Yorkフォントについても詳細を記載していないため今回も現在のところ変更点は不明ですが、SFフォントは2021年05月製作のv17.0d8e1から2021年08月製作のv17.0d11e1にアップデートされているようなので、開発者やデザイナーのかたはチェックしてみてください。
おまけ
システムフォントはシステムデータファイル扱いになっているため、Apple開発者サイトからダウンロードしなくても、今後徐々にロールアウトされます。インストールされたフォントはフォントブックアプリやシステム情報から確認可能です。
追記
Appleは現地時間10月06日、「SF Symbols 3.0」のリリースノートを公開し、671個の新シンボルを追加し、46このシンボルをローカライズ、157個のシンボルをリネームしたと発表しています。
- Fonts – Apple Developer
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