1Password for MacのBeta版でワンタイムパスワードのCSV書き出しが可能になっています。詳細は以下から。
Appleが現地時間2021年09月21日にmacOS 11 Big SurおよびmacOS 10.15 Catalina向けにリリースした「Safari 15 (モバイルSafari含む)」では、パスワードマネージャがアップデートされ、2ファクタ認証を求めるサイト用にタイムベースのワンタイムパスワード「TOTP (Time-based One Time Password)」を確認コードとして登録&ログイン時に自動入力できるようになっていますが、
パスワードマネージャー「1Password」シリーズを開発しているカナダAgileBits, Inc.が現地時間2021年09月27日にリリースした「1Password for Mac 7.8.8.BETA-2」では、ワンタイムパスワードのデータをCSVへ書き出し(エクスポート)機能が追加されているそうです。
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- Can now export the first one-time password when exporting to CSV. {#5443}
1Password for Mac Release Notes – AgileBits
1Password for Macは既にバックアップのためにCSV/TXTフォーマットでのデータの書き出しをサポートしていますが、これまでワンタイムパスワード・フィールドの書き出しができなかったため、パスワードマネージャを移行したいユーザーにとって問題となっていました。
これに対し、ユーザーやAppleからデータ移行のためにワンタイムパスワード(OTPAuth URI)の書き出しを望む声が出ていたため、今回のBeta版でその機能を実装したようで、正式リリースにはもう少し時間がかかると思われますが、ワンタイムパスワードの書き出し機能が可能になれば、Safari(iCloud Keychain)や他のパスワードマネージャーへの移行がよりスムーズになると思われます。
Not at this time, but they’re working on it.
— Ricky Mondello (@rmondello) September 27, 2021
Safari 15 and the Passwords prefpane in macOS Monterey support importing CSVs of passwords, including an OTPAuth column. Last I heard, @1Password was adding support for exporting this data.
So I don’t think this’ll be easy for you today, but I think it will be one day.
— Ricky Mondello (@rmondello) September 27, 2021
- 1Password for Mac Release Notes – AgileBits
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