Apple、開発者向けにAMD Navi RDNA2アーキテクチャのグラフィックカードをサポートした「macOS Big Sur 11.4 beta Build 20F5046g」を公開。

macOS Big Sur 11.4 beta (20F5046g) macOS 11 Big Sur
2021.04.22
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　Appleが開発者向けにAMD Navi RDNA2アーキテクチャのグラフィックカードをサポートした「macOS Big Sur 11.4 beta Build 20F5046g」を公開しています。詳細は以下から。

macOS 11 Big Surのロゴ

　Appleは現地時間2021年04月20日、昨年11月にリリースしたmacOS Big Surの3度目のマイナーアップデートとなる「macOS Big Sur 11.3 RC (20E232)」を公開しましたが、現地時間04月21日付けで新たに「macOS Big Sur 11.4 beta (20F5046g)」を開発者向けに公開しています。

macOS Big Sur 11.4 beta (20F5046g)

  • macOS Big Sur 11.4 beta (20F5046g)

April 21, 2021

Releases – Apple Developer

　macOS 11.3の正式リリースはまだですが、macOS Big Sur 11.4 beta Build 20F5046gのリリースノートによると、macOS 11.4では新たに、Radeon RX 6800, 6800 XT, 6900 XTなどのAMD Navi RDNA2アーキテクチャのグラフィックスカードがサポートされるそうです。

New Features in macOS Big Sur 11.4 Beta AMD Navi RDNA2

New Features in macOS Big Sur 11.4 Beta

  • You can now use graphics cards based on the AMD Navi RDNA2 architecture (6800, 6800XT and 6900XT). (73709953)

Apple Developer Documentation – Apple Developer

　AppleはApple M1チップを搭載したMacでdGPUはもちろんeGPUもサポートしていないため、AMD Navi RDNA2アーキテクチャのグラフィックスカードが使えるようになるのはMac Pro (2019)やThunderbolt 3ポート搭載のIntel Macだけだと思われ、

MacBook Pro (M1, 13-inch, 2020)とBlackmagic eGPU

Apple Storeでは既にApple Siliconが搭載されたモデルが販売されているMac miniやMacBook Pro, iMacシリーズでも引き続きIntel Macが並行して販売されているので、Apple M1チップのGPUよりハイスペックなGPUが必要な方はThunderbolt 3搭載のMacやMac Pro (2019)をストックしておいた方がいいかもしれません。

Mac mini (M1, 2020)とMac mini (2018)

Apple M1チップのGPU性能は2016年発売のGeForce GTX 1050 Ti程度です。

これまでのリリース日一覧

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