Appleは今後macOS 11 Big Surで署名したパッケージがOS X 10.11 El Capitan以前のMacで開けない不具合を修正するようです。詳細は以下から。
Appleが2020年11月に発売したApple Silicon Macに影響され、ここ数ヶ月の間で多くの開発者が数年~十数年前に開発したアプリを再びアップデートしていますが、現在最新のmacOSとなるmacOS 11 Big Surでは、作成&署名したパッケージがOS X 10.11 El Capitan以前のMacで開けない不具合が確認されているそうです。
約4年ぶりにメンテナンスが再開されたmacOS用のX Window System「XQuartz」を開発しているAppleのJeremy Huddleston Sequoiaさんによると、この不具合はBig Sur固有のもので、Catalina以前では発生せず、Appleは今後のmacOSのアップデートでこの不具合を修正する方向で動いているそうなので、古いOS Xから最新のmacOSまで互換性のあるアプリを開発されている方は、この不具合が修正されるまでCatalinaを利用するしかないようです。
This is a bug in macOS Big Sur impacting signing packages for 10.11 and earlier. The issue is understood, and Apple will hace a fix for this issue in a future version of macOS. One workaround is to re-sign the package on Catalina.
2.8.0_beta3 installer reports digital signature verification error on 10.11 and earlier · Issue #50 · XQuartz/XQuartz – GitHub
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