キーボード修理プログラム対象となっているAppleのバタフライキーボードで、キーの多重入力を防いでくれるMacBook用ユーティリティ「Unshaky」がUniversal Binaryになっています。詳細は以下から。
Appleが2015年に発売したMacBook以降、全てのMacBookシリーズに採用してきたバタフライ構造のキーボードは、タイピング中にキーが多重入力されたりキーが跳ね返らない問題が当初から確認され、Appleは現在、2018年から2019年に販売されたバタフライ・キーボード採用のMacBookシリーズすべてを「キーボード修理プログラム」の対象としていますが、
この問題をソフトウェア的に解決してくれるユーティリティ「Unshaky」が約1年ぶりにアップデートされ、IntelとApple Silicon Macに対応したUniversal 2 Binaryとなっています。
Appleのバタフライ構造のキーボードを採用したMacBookシリーズは、シザー構造のMagic Keyboardを採用したMacBook Pro/Airシリーズを発売したことで、既に発売が終了され、Apple Silicon MacBook Air/Proも同じMagic Keybaordのため、UnshakyのUniversal Binary化は必要ないかもしれませんが、
バタフライ構造のキーボードを搭載したMacBookシリーズは昨年まで販売され現在も数多く使用されており、Universal BinaryとなったUnshaky v0.6.3ではmacOS 11 Big Surに合わせてアイコンも変更され、日本語のローカライズも改善されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
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