ターミナルからMac App Storeアプリの管理が出来る「mas」コマンドがアプリのアンインストールに対応しています。詳細は以下から。
masコマンドはイギリスのAndrew Naylorさんが2015年から開発していたMac App Storeで販売&配布されているアプリのインストールや検索、アップデートがターミナルから行えるオープンソースのコマンドラインツールで、Andrewさんが2016年にAppleのエンジニアになられた後はBen Chatelainさんがメンテナンスを行っていますが、このmasコマンドがv1.5.0へアップデートし、アプリのアンインストールに対応しています。
- ✨🗑 uninstall command #81, #191
- ➕🍺 trash formula #191
- 💥 Dropped support for Yosemite and Mavericks #192
リリースノートより
masを利用したアンインストール方法
masコマンドのMac App StoreアプリのアンインストールはOS X 10.11 El Capitan以降で利用可能な”trash“コマンドに依存しているため、今回のアップデートではmasコマンドのシステム要件からOS X 10.9 MavericksとOS X 10.10 Yosemiteのサポートが外れていますが、それ以降のOS X/macOSの場合“$mas uninstall AppID”でMac App Storeからインストールしたアプリのアンインストールが可能となっています。
また、macOS 10.14 Mojaveの場合にはターミナルのFinder制御許可が必要で、アンインストールされるアプリのファイルパスと依存性を事前にチェックする”–dry-run”オプションも用意されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
$./mas list | grep Evernote 406056744 Evernote (7.7) $./mas uninstall 406056744 --dry-run ==> Evernote /Applications/Evernote.app ==> (not removed, dry run) $./mas uninstall 406056744
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