開発が終了していたSmith Micro Softwareのアーカイブユーティリティ「Stuffit Expander 16 for Mac」がApple Siliconに対応しています。詳細は以下から。
Stuffitシリーズは米Smith Micro Software, Inc.が1987年に公開したアーカイブユーティリティで、ZipやRAR, TAR, GZIP, BZIPなど様々なフォーマットの圧縮ファイルを解凍することができますが、このStuffitシリーズのMac版が約3年ぶりに「Stuffit Expander v16.2」へアップデートされ、IntelとApple Siliconにネイティブ対応したUniversal 2 Binaryとなっています。
Stuffit Expander v16.2
- M1 Mac Support with a Universal Binary
- Big Sur Support
Stuffit Expander 16 – Mac App Store
Apple Siliconにネイティブ対応したStuffit ExpanderはIntelバイナリをRosetta 2で変換して利用するより約3割ほどパフォーマンスが向上しており、同バージョンではmacOS 11 Big Surにも対応していますが、
Smith Micro Softwareは2019年12月にStuffitシリーズのシェアウェアであるStuffit Deluxeを含むStuffitアプリケーションの開発を2020年03月で終了し、Stuffitアプリケーションは現在公開されているOSとハードウェアのシステム要件で動作するものの、今後のアップデートは提供しないと発表していたので、今回が最後のアップデートかもしれません。
Stuffitアプリケーションの過去のバージョンはStuffi.comで公開されています。
- Stuffit – Smith Micro Software
- Stuffit Expander 16 – Mac App Store
コメント