テキストや画像、フォルダの比較が可能なMac用diffツール「Kaleidoscope」の所有権がLetter Opener GmbHへ移ったそうです。詳細は以下から。
オーストリアLetter Opener GmbHのChristopher Atlanさんは現地時間2020年11月06日、Mac用diffツール「Kaleidoscope」をバージョン2.3.4へアップデートすると共に、所有権を米シアトルのソフトウェア会社Hypergiant LLC(旧Black Pixel)から取得したと発表しています。
Kaleidoscope 2.3.4 (1444) – November 6, 2020:
- Update contact information to support@kaleidoscope.app, don’t be shy and say hi!
- Fixed newsletter sign-up in the Help > Getting Started window.
- Fixed some potential bugs hiding behind warnings.
- Fixed bug in integration window
リリースノートより
Hypergiant LLC(旧Black Pixel)は過去にTwitter for Macの開発を委託され、Mac/iOS用RSSリーダーNetNewsWireの所有権を所有していましたが、2018年頃からアプリの開発から撤退し、Kaleidoscopeも今年02月までの約2年間アップデートされないままとなっていました。
2010年に公開されたKaleidoscopeはオリジナルの開発元であるオランダのソフトウェア会社SofaがFacebookに買収され、その後2011年にBlack Pixelが所有権を取得、今回オーストリアのLetter Opener GmbHが所有権を取得したことにより、開発が継続されることが発表され、同じく2017年以降アップデートが止まっているKaleidoscope for iOSと合わせて今後のロードマップも発表されるそうなので、興味のある方はトライアル版を試してみてください。
Great news for Versions and Kaleidoscope: http://t.co/MxMT7NDu
— Sofa (@madebysofa) October 19, 2011
Thx 🎉🥳
— Christopher P. Atlan (@catlan) November 7, 2020
- Kaleidoscope – Mac App Store
- Kaleidoscope – Letter Opener GmbH
コメント
高いのにwinmergeより機能少ないんだよね。
アップデートが来るなら嬉しい。