macOS 10.14 Mojaveでも「Quick Time Player 7」は利用可能となっています。詳細は以下から。
Appleは2017年にリリースしたmacOS 10.13 High Sierraから32-bitアプリの廃止の準備を進めており、2018年09月にリリースした「macOS 10.14 Mojave」では32-bitアプリを起動すると30日に1回、「このアプリはこのMac用に最適化されていません」という警告が表示されるようになっていますが、WWDC 2018で話題に上がっていた「QuickTime Player 7」も同様の扱いになっています。
“Quick Time Player 7″はこのMac用に最適化されていないため、アップデートが必要です。
このソフトウェアは、将来のmacOSのバージョンでは動作しない可能性があります。互換性を改善するためにアップデートが必要です。開発元に詳しい情報をお問い合わせください。
警告には他のサードパーティ製アプリと同様に「開発元に詳しい情報をお問い合わせください」というコメントが添えられていますが、Appleは既にiOSと同じAV Kit/AV Foundationを利用した「QuickTime Player X」を導入しており、2016年にリリースしたmacOS 10.12 Sierraでは古いQuickTime APIが大幅に削除されているため、QuickTime Player 7は次期macOSでは利用できなくなります。
Quick Time Player 7アプリ/フレームワークはmacOS 10.14 Mojaveでも動作します。
コメント
QuickTimePlayer7Proは動画の書き出しなどに重宝なのと、QuickTimeXのように画面キャプチャアプリ扱いにならないので便利に使っています。
問題点はレチナ表示に対応していないことですが、基本的にフォント周りはレチナ対応しています。
ただ、書き出し時にオプションボタンを押してパネルを開くと、そこのフォント表示のみレチナに対応していません。
QuickTimeAPIが削除された現在では、オールソフトウェア処理のVLC Playerなどに比べて、QuickTimePlayer7Proにアドバンテージはある物なんでしょうか?