Apple、macOS 10.14 MojaveとmacOS 10.15 Catalina向けにデザインを刷新しAdobe Flashを完全に廃止した「Safari v14」をリリース。

Safari 14 update Safari
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 AppleがmacOS 10.14 MojaveとmacOS 10.15 Catalina向けにデザインを刷新しAdobe Flashを完全に廃止した「Safari v14」をリリースしています。詳細は以下から。

Safari 14のアイコン

 Appleは現地時間2020年09月16日、iPhoneやiPad向けにiOS 14/iPadOS 14をリリースするとともに、macOS 10.14 MojaveおよびmacOS 10.15 Catalina向けにもデフォルトブラウザSafariの最新バージョンとなる「Safari v14.0」アップデートをリリースしています。

Safari 14 update

Safari 14.0では、さまざまな新機能が追加されたほか、パフォーマンスがこれまで以上に速くなり、セキュリティが改善されました。

  • タブバーのデザインが新しくなり、 画面上により多くのタブを表示可能。デフォルトでファビコンを表示
  • カスタマイズ可能なスタートページにより、 背景イメージの設定や新規セクションの追加が可能
  • インテリジェントトラッキング防止機能によりブロックされたサイト越えトラッカーを、プライバシーレポートに表示
  • Adobe Flashへの対応を撤廃し、セキュリティを改善

リリースノートより抜粋

 Appleが公開したセキュリティコンテンツによると、現在のところSafari v14.0ではCVEベースで4件の脆弱性が修正されているだけですが、Safari 14ではスタートページの背景を設定できるようになったほか、

Safari 14の機能

OperaやVivaldiのタブのプレビュー」機能や、Google Chromeでも実験的にサポートされているTab Hover Card Images」機能のように、タブ上にマウスカーソルをホバーするとタブのWebページがプレビュー表示されるようになっています。

Safari 14のタブプレビュー

 また、Safari v14ではAdobeがAppleやFacebook、Google、Microsoft、Mozillaと協力し2020年末までに配布とアップデートを終了(EOL:End-of-life)するAdobe Flashプラグインが完全に廃止されました。

Safari v14とAdobe Flash

 その他、Safari v14でサポートが予定されているGoogleが開発した画像フォーマットWebPについてはmacOS (Big Sur)ベースでのサポートのようで、macOS 10.14 Mojave/macOS 10.15 CatalinaのSafari v14では表示できないため、こちらはもう少し時間がかかりそうです。

macOS 10.15 CatalinaのSafari 14ではWebPは非サポート

コメント

  1. 匿名 より:

    当方の環境だけかも知れませんが、Sfari14をインストール後、Microsoft Edgeが全てのページにアクセスできなくなりました。
    Fire Fox、Chrome、Opelaは正常に動作しているので、Microsoft Edge側の問題点かも知れません。

    • 匿名 より:

      お騒がせして済みません。
      Safari14インストール前の起動ディスクバックアップ、さらにその一つ前の起動ディスクバックアップでもMicrosoft Edgeで全てのページ(設定なども)にアクセス出来ない状態が再現されましたので、Sfari14が原因ではない模様です。

      但し、設定などのローカル・ディレクトリすらアクセスできないこと、古いバージョンの環境及びMicrosoft Edgeのバージョンでも同じ現象が起こることから、ちょっと手詰まりですね・・・。

      Microsoft Edgeのアプリ、及び各設定などを、ユーティリティで削除したり、新規再インストールしたりしてみましたが、症状は変わりません。

      Sfariで不具合の生じる商用サイトなどを、全てMicrosoft Edgeで観ていただけに、結構困ってます・・・

      • 匿名 より:

        最終的にOSの上書きインストールで直りました。

        直り方から、起動ボリュームの(不可視部分の?)システムファイルの「何か」が破損しての不具合だったのだろうと推測されます。

        Safari14インストール前の起動ディスクバックアップ、さらにその一つ前の起動ディスクバックアップでの起動は、バックアップディスクから起動SSDにクローンコピーを行いMicrosoft Edgeの検証を行っており、どのバックアップからのクローンも同じ症状が出ていました。
        なのので、最終的には上書きインストールで書き込まれるファイル類の中に「破損」ファイル(の正しいファイル)があったのだろうと思います。

        スマートコピーでクローンを作って検証していたので、ユーティリティ側が破損したファイルを正常かつ同一ファイルと見做して、物理上書きしなかったのかも知れません。盲点でした。

        今回の「ファイル破損」がSafari14インストール時に破損したのか、その付近の別の作業で破損したのかは判りませんが、本日早朝までィスクバックアップでの起動は、バックアップディスクから起動SSDにクローンコピーを行いMicrosoft Edgeで正常にブラウズを行っていたので、Safari14のコメント欄をお騒がせすることになってしまい申し訳ありませんでした。

        • 匿名希望 より:

          こんにちは。匿名希望です。

          当方でも昨日17日のSafariアップデート直後、Edgeが利用できなくなりました。面倒くさいのでなにも対処せず1日放置して、本日18日夕方にEdgeを起動してみたところ、何の問題もなく利用できるようになりました。まったくなにも対応しませんでしたので、利用できるようになった理由はまったくわかりません。

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