Apple、macOS 11 Big SurとmacOS 10.15 Catalina向けに複数の脆弱性を修正した「Safari 15.4」をリリース。

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 AppleがmacOS 11 Big SurとmacOS 10.15 Catalina向けに「Safari 15.4」をリリースしています。詳細は以下から。

Safari 15のアイコン

 Appleは現地時間2022年03月14日、現在もセキュリティサポートを続けているmacOS 11 Big SurとmacOS 10.15 Catalina向けに複数の脆弱性を修正した「macOS Big Sur 11.6.5」「macOS Catalinaセキュリティアップデート2022-003」リリースしましたが、本日(15日)このアップデートに加えて「Safari 15.4」アップデートがBig SurとCatalinaにリリースされています。

Safari 15.4 for macOS 11 Big Sur

Safari 15.4には、セキュリティの改善および問題の修正が含まれています。

リリースノートより

 Appleのセキュリティコンテンツによると、Safari 15.4では、悪意のあるWebサイトでアドレスバーのなりすましや、Webコンテンツを処理することで任意のコードが実行される可能性のある脆弱性7件(CVEベース)が修正されているそうです。

About the security content of Safari 15.4

 また、Safari 15.4ではmacOS 12.3 MontereyのパスワードマネージャーやSafariでサポートされた、iCloud Keychainで同期可能なメモをパスワードに添付することができるようになっています。

iCloud Keychainで同期可能なメモを

コメント

  1. 匿名 より:

    サードパーティ製NVMe SSDに換装したことでストレージの互換性が確認できず「macOS 12 Monterey」へアップグレードできないという問題ありましたよね。一旦純正SSDに戻すという解決方法でした。
    純正SSD破棄してしまった私はCatalinaからMontereyへのアップグレードが出来ない状態でしたが今回の「macOS Catalinaセキュリティアップデート2022-003」を適用したらMonterey対応の最新ファームウェア・アップデートが行われたようで、その後無事にMontereyへアップグレードできました。(参考までに Catalinaセキュリティアップデート2022-003」適用前のiMac2019 システムファームウェアのバージョン 1715.60.4.0.0→適用後 1731.100.125.0.0)に変わり、このバージョンだとMontereyがインストール出来ます。)