AppleがFinalCutPro Xなどと互換性のある一般市場で購入可能なMetal対応のグラフィックスカードリストを公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年08月25日、Final Cut Pro 10.4.9やMotion 5.4.6、Compressor 4.4.7などをリリースするとともに、FCP XがサポートしているGPUリストをアップデートし、FCP Xなどと互換性があるMetal対応&二次市場に流通(aftermarket)し一般購入可能なグラフィックスカードのリストを公開しています。
Supported aftermarket graphics cards
The following aftermarket graphics cards support Metal in macOS Mojave and later:Graphics card compatibility for Final Cut Pro X, Motion 5, and Compressor 4 – Apple Support
一般購入可能なMetal対応のグラフィックスカード・リストは以下の通りで、中にはGeForce GTX 680 Mac EditionやQuadro K5000 for MacなどNVIDIA製のグラフィックスカードも含まれており、AppleはmacOS Mojave以降でこれらのグラフィックスカードがMetalをサポートしていると記載していますが、
macOS 10.14 Mojave以降ではNVIDIA製のグラフィックスカードで不具合が発生し、NVIDIA側がWebドライバを公開しようとしているものの、Appleがこれをブロック、2020年06月にはNVIDIAがCUDAのサポートを正式に終了したため、Macユーザーに対しては購入するメリットはほぼないため、古いMac Proをアップデートして利用しているユーザー向けか、記載ミスだと思われます。
一般購入可能なグラフィックスカード
- AMD Radeon HD 7950 Mac Edition
- NVIDIA GeForce GTX 680 Mac Edition
- NVIDIA Quadro K5000 for Mac
- AMD Radeon VII
- MSI Gaming Radeon RX 560 128-bit 4GB GDRR5
- SAPPHIRE Radeon PULSE RX 580 8GB GDDR5
- SAPPHIRE Radeon HD 7950 Mac Edition
- NVIDIA Quadro K5000 for Mac
- NVIDIA GeForce GTX 680 Mac Edition
- AMD Radeon RX 560
- AMD Radeon RX 570
- AMD Radeon RX 580
- AMD Radeon Pro WX 7100
- AMD Radeon RX Vega 56
- AMD Radeon RX Vega 64
- AMD Radeon Pro WX 9100
- AMD Radeon Frontier Edition
- Final Cut Pro X、アップデートによりワークフローを大幅に強化 – Apple (日本)
- Graphics card compatibility for Final Cut Pro X, Motion 5, and Compressor 4 – Apple Support
コメント
そろそろファイナルカットプロXも根本的な刷新が求められるよなぁ。プレミアプロにプロユーザーをごっそり持って行かれてるしAppleSiliconに変わるタイミングかな?
写真アプリと同様にプロには目を向けないのか??
お粗末なソフトだけど、サポートもお粗末だね。
こんな事してる間にDaVinci+Windowsワークステーションにごっそり持って行かれたな
いい加減、革新性(笑)より周辺機器との柔軟な連動が求められてる事に気づけよ
それでも、付いていく方々がいるのでね。
信じられない。