iOS 13.4ではmacOSのように外部キーボードの修飾キーをカスタマイズすることが可能になるようです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年02月05日、開発者に対しiPadOS 13デバイス向けに次期iPadOS 13.4アップデートのBeta版となる「iPadOS 13.4 beta Build 17E5223h」を公開しましたが、Steve Troughton-Smitさんによると、同バージョンではmacOSのように修飾キーをカスタマイズすることが可能になっているそうです。
SmitさんはiPadOS 13.4 betaのシステム環境設定 → [一般] → [ハードウェアキーボード]に修飾キーの変更機能が追加されていることを確認したそうで、これを利用すれば「Caps LockキーをESCキーに変更」といったmacOSライクなキーボード設定が可能になるそうです。
Hello hardware modifier key remapping — this seems new in iPadOS 13.4? pic.twitter.com/sGUhXJFFOZ
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) February 5, 2020
AppleはiOS 11を搭載したiPadでSwift PlaygroundやNumbersにも採用していた「QuickTypeキーボード」を導入し、さらにiOS 12では3D Touchに対応していないデバイスでもキーボード長押しすることでトラックパッドとして使用する「トラックパッドモード (実装はiOS 9から)」が、
iPadOS 13ではアクセシビリティ機能「Assistive Touch」を利用することでマウスやトラックパッドが利用できるようになり、Brydge Pro+などキーボードとトラックパッド一体型のケースなどが販売され始めているので、今後もHID設定はmacOSに近づいていきそうです。
おまけ
Bluetoothキーボードなどのハードウェア(外部)キーボードを接続すると、ソフトウェアキーボードが隠れてしまい「トラックパッドモード」が利用できなくなることがありますが、ハードウェアキーボードを接続した状態でも右下の下矢印キーを長押しすることで、ソフトウェアキーボードを表示し、2本指でソフトウェアキーボードをトラックパッドのように使うことが可能です。
コメント
カタカナ変換もMacライクになって欲しいなー。