AvidがmacOS 10.15.1 Catalinaを初期サポートした「Pro Tools 2019.12」をリリースしています。詳細は以下から。
Media ComposerやPro Toolsを開発&販売しているAvid Technology, Inc.は現地時間2019年12月18日、macOS 10.15 Catalina(macOS 10.15.1以降)を初期サポートしたオーディオ制作プラットフォーム「Pro Tools 2019.12」をリリースしたと発表しています。
Pro Tools 2019 adds initial support for macOS Catalina — Visit our support page to see if your system is fully compatible
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⠀#avid #macos #catalina #support #protools #daw #apple pic.twitter.com/OMfl5WV42d— Avid Pro Tools (@AvidProTools) December 18, 2019
Pro Tools 2019.12 ソフトウェアのシステム要件および互換性について
- macOS Catalina (10.15.1 : 機能制限あり), macOS Mojave (10.14.6),および High Sierra (10.13.6) がサポートされます。
- Windows 10 64-bit build 1909 がサポートされます。
Pro Tools Software Updates – Avid
今回のアップデートでPro Tools 2019.12はmacOS Catalinaを初期サポートしたものの、AppleがCatalinaで32-bitアプリおよびレガシィメディアと互換性のあるQuickTime 7フレームワークを完全に廃止したため、QuickTimeのMOVファイルなど外部の32-bitコンポーネントに依存していた特定のファイル・タイプのインポート・エクスポート・再生が一時的に非サポートとなっているそうです。
Pro Tools は 64-bit アプリケーションですが、例えばQuickTime MOVファイルのような特定のファイル・タイプのインポート・エクスポート・再生において、外部の32-bitコンポーネントに依存しています。Avidでは出来る限り早期にこうした依存機能を置換しようとしています。それまでの間、まずはCatalina上でAvidがサポート出来る限りの機能のみをご提供させていただき、置換機能の開発が完了し次第、順次リリースさせていただきます。
macOS Catalina上のPro Toolsでサポートされるファイル・タイプ – Avid
Avidは今後、依存機能を置き換えるため開発を続けており、macOS Catalinaで影響を受けるファイル・タイプと代替のワークフロー・ソリューションをサポートページに掲載しているので、Pro Toolsユーザーの方はmacOS Catalinaへアップデートする前に確認しておいたほうがよさそうです。
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