macOS 10.15 Catalinaインストーラーアプリの32-bitアプリ検出&警告機能は「最近利用したアプリ」にしか反応しないので注意してください。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年10月07日にリリースしたmacOS 10.15 Catalinaで32-bitアプリのサポートを終了したため、macOS CatalinaのインストーラーアプリにはMacにインストールされている32-bitアプリを検出し、動かなくなるアプリとして警告を出す機能が実装されていますが、この機能は最近使用したアプリにしか適用されないようです。
以下の最近使用したアプリケーションはお使いのMac用に最適化されていないため、macOS 10.15のインストール後も正常に動作させるにはアップデートが必要です。
アップデートを利用できない場合、アプリケーションは開けなくなります。詳しくは、開発元にお問い合わせください。
macOS Catalinaアプリの32-bit警告
macOS Catalinaリリース後、macOS Catalinaのインストール時にアップグレード後に使えなくなる32-bitアプリの警告が表示されなかったため、そのままCatalinaにアップグレードしたところアプリケーションフォルダ内に多くの動かないアプリがあったというコメントを複数頂いたので確認してみたところ、
macOS Catalinaインストールアプリの32-bitアプリ検出機能は、アプリケーションフォルダ内にある32-bitアプリを検出するわけではなく、あくまで「最近使用したアプリケーション」で32-bitのものがあれば警告をする機能、例え過去にインストール&使用してmacOS Mojaveの[レガシーソフトウェア]リストに載っていても最近起動していなければこの機能は動作しない/動作してもリストには掲載されないので、
古いOS X/macOSからmacOS 10.15 Catalinaへアップグレードされる方はSt. Clair Softwareの「Go64」などを利用して32-bitアプリだけでなく32-bitヘルパーやライブラリもチェックしたほうが良さそうです。
macOS Catalinaで動かなくなるアプリの一部
- Aperture (Apple)
- QuickTime 7やJava 1.6フレームワーク (Apple)
- iWork’09のPagesやNumbers, Keynote (Apple)
- iLife’11のGarageBand (Apple)
- iMovieやFinal Cut Pro, Motion, 写真アプリの一部メディア (Apple)
- Adobe Creative Suite (Adobe)
- Office 2011 for Mac (Microsoft)
- Call of DutyやCivilization IVなど32-bitゲーム (Aspyr)
- Tomb Raider: AnniversaryやGRID 2などの32-bitゲーム (Feral)
コメント
この仕様最低だな。
所謂初心者に対して全く優しくない。iOS感覚でアップデートして頭抱えてる人多そう
流石にこれはひどい