macOS 10.15 Catalinaのリリースに備えて各OS X/macOSのインストーラーアプリをダウンロードする方法です。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年10月03日、開発者向けにmacOS CatalinaのGolden Master版「macOS Catalina 10.15 GM seed (19A582a)」をリリースし、Catalina(Catalyst)に対応したアプリの審査を開始しました。
また、特に発表されていませんが、同日付けでMac App Storeで配布されているmacOS 10.12 Sierra~macOS 10.14 Mojaveのインストーラーアプリがセキュリティアップデート2019-005とmacOS Mojave 10.14.6追加アップデートをパッチしたバージョンとなったので、macOS 10.15 Catalinaのリリースに備えて各最新のインストーラーをダウンロードしてみました。
インストーラーのダウンロード
AppleはmacOS 10.14 Mojaveなど最新のmacOSで古いインストーラーの再ダウンロードを禁止し、macOS MojaveではMac App Storeの購入済パネルにも表示されないようになりましたが、Appleに入社されたAndrew Naylorさんが開発していたコマンドラインツール「mas」を利用すれば購入済インストーラーに限り以下のようにダウンロード可能です。
OS X/macOSのバージョンとプロダクトID、masコマンドの使い方
macOS/OS Xのバージョン | プロダクトID |
---|---|
OS X 10.7 Lion | 444303913 |
OS X 10.8 Mountain Lion | 537386512 |
OS X 10.9 Mavericks | 675248567 |
OS X 10.10 Yosemite | 915041082 |
OS X 10.11 El Capitan | 1018109117 New 1147835434 |
macOS 10.12 Sierra | 1127487414 |
macOS 10.13 High Sierra | 1246284741 |
macOS 10.14 Mojave | 1398502828 注 |
macOS 10.15 Catalina | 1466841314 |
brew install mas #brewでmasコマンドをインストール mas install プロダクトID
全てのインストーラーアプリをダウンロードする必要はないと思いますが、システム要件が変更されたOS X 10.11 El CapitanやmacOS 10.13 High Sierra(APFSにも対応)、そして32-bitアプリが利用可能な最後のmacOSとなるmacOS 10.14 Mojaveのインストーラーは今後のためにも確保しておいたほうがいいと思います。
おまけ
注:macOS 10.14 MojaveではmacOSのアップデートパネルがシステム環境設定パネルに移動したため、masコマンドでMojaveのインストーラーをダウンロードすることはできないので、以下のURLよりMac App Storeを開き、[入手]ボタンを押してシステム環境設定パネルから「macOS 10.14.6 Mojave」のインストーラーをダウンロードしてください。
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