macOS 10.15 Catalinaに対応し、ブラウザや1Passwordなどサードパーティ製アプリでも利用できるようになったMac用拡張メニューアプリ「PopClip 2019.9」がリリースされています。詳細は以下から。
イギリスのPilotmoon SoftwareのNick Mooreさんは現地時間2019年09月17日、ユーザーが開発した拡張メニューを旧iOS風のポップアップで表示/利用することができるMac用拡張メニューアプリ「PopClip」の最新バージョンとなる「PopClip 2019.9」を新たに公開したと発表しています。
Highlights:
- Improved reliability and responsiveness, especially in Safari.
- Improved compatibility with many third party apps.
- Fixed the annoying glitch with drop-down menus in Firefox.
- PopClip’s button highlight now matches the system accent colour.
- Fixed missing text in the extension options window.
For more detailed information about this update, please see pilotmoon.com/blog.
リリースノートより抜粋
PopClip 2019.9
新しいPopClipはバージョン番号がこれまでのv1.5.xからカレンダーベースのバージョン番号(2019.9)へ変化しただけでなく、macOS 10.14 Mojaveのアクセントカラーに対応したほか、起動速度とメニューの表示速度が向上し、
SafarやFirefox、Braveで発生していた不具合の修正、PHPStormやAppCodeなどのJetBrains系のアプリ、Microsoft PowerPoint 2016、Help Viewer、Spotlight、1Passwordなどこれまで利用できなかったシステムやサードパーティ製アプリでもPopClipのメニューが表示されるようになっています。
また、PopClip 2019.9ではシングルクリックで表示されたコピーメニューがマウスやトラックパッドのロングプレスで表示されるようになり、macOS 10.15 Catalina (Beta)ではmacOSのバグのため、これまで利用できなかったPDFファイルでもメニューが表示されるようになったそうです。
Preview PDF compatibility
PopClip still does not work properly with PDF files in the Preview app in macOS 10.13 and 10.14. Please note this is due to a bug in Preview affecting those versions of macOS. The good news, however, is that it appears to be fixed in the 10.15 betas.Release Notes for PopClip 2019.9 – Pilotmoon Software
PopClip 2019.9はシステム要件がmacOS 10.12.6 Sierra以上となり、OS X 10.9 MavericksやOS X 10.10 Yosemite、OS X 10.11 El Capitanがアップデート/サポート対象外となりましたが、アップデート可能なシステムには本日よりMac App Storeおよび公式サイトでロールアウトが開始されているので、気になる方はトライアル版を試してみてください。
- PopClip for Mac – Pilotmoon Software
- Release Notes for PopClip 2019.9 – Pilotmoon Software
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