Apple、macOS 10.15 Catalina以降の64-bit環境では古い「GarageBand v6.0.5」が動かなくなるとして「GarageBand v10」へ移行するように指示。

About GarageBand 6.0.5 compatibility in macOS macOS 10.15 Catalina
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 AppleがmacOS 10.15 Catalina以降の64-bit環境では古い「GarageBand v6.0.5」が動かなくなるとして「GarageBand v10」へ移行するように指示しています。詳細は以下から。

GarageBand 6.0.5

 Appleは現地時間2019年06月25日、今年の秋にもリリースを予定しているmacOS 10.15 Catalinaでは64-bit環境への完全な移行に伴い、2011年にiLife ’11のDTMアプリとして公開された「GarageBand v6.0.5」アプリが動かなくなるとして、現在も古いGarageBandを利用しているユーザーに対し、最新のGarageBand v10.xへ移行するように求めています。

About GarageBand 6.0.5 compatibility in macOS

As part of the upcoming transition to 64-bit technology in macOS, GarageBand 6.0.5 won’t be compatible with future versions of macOS, starting with the recently announced macOS Catalina 10.15. With GarageBand 10 for macOS, you can open and continue to work on the projects that you created in GarageBand 6.0.5.

About GarageBand 6.0.5 compatibility in macOS – Apple Support

 GarageBand v10.xはMac App Storeから無料でダウンロード可能で、GarageBand v6.0.5で作成したプロジェクトも開くことが出来るそうですが、AppleはこれまでmacOS 10.15 CatalinaでQuick Time v7とフレームワーク、iMovie, Final Cut Pro, Motionがサポートしている一部のコーデック、Aperture、iWork’09といったレガシーなアプリが全て動かなくなると発表しているので、現在もこれらのアプリを利用されている方は注意してください。

iWorkとiLife

32-bit廃止のタイムライン

  • 2017年09月25日
    ▶ 32-bitアプリをフルサポートするmacOS「macOS 10.13 High Sierra」をリリース。

  • 2018年01月
    ▶ Mac App Storeで公開する新しいアプリは64-bit化が必須に。

  • 2018年04月
    macOS 10.13.4 High Sierraで32-bitにアプリ起動時に警告を表示

  • 2018年06月
    ▶ Mac App Storeに存在&アップデートするアプリに64-bit化を必須に。

  • 2018年06月
    macOS 10.14 Mojaveが32-bitアプリをサポートする最後のmacOSになると発表

  • 2018年09月
    macOS 10.14 Mojaveをリリース。レガシーソフトウェア確認機能を追加し、32-bitアプリは30日間毎に「このMac用に最適化されていません」という警告を出す仕様に。

  • 2018年11月16日
    ▶ 次期macOS 10.15およびFinal Cut Pro Xでは一部のカメラで撮影された動画やエンコードされたメディアがレガシィメディアとして扱われ再生できなくなると警告

  • 2018年12月
    ▶ 次期macOS 10.15でQuickTime 7フレームワークが廃止され、macOSのネイティブ環境では利用できなくなるメディアフォーマットの一覧を公開。

  • 2019年03月22日
    ▶ iMovieやFinal Cut Pro, MotionにmacOSが64-bit環境へ移行するのに伴いネイティブサポートされなくなるメディアを判定&変換する機能を追加。

  • 2019年04月30日
    ▶ 2014年に開発を終了したプロユーザー向け写真編集&管理アプリApertureがmacOS 10.15では動作しなくなるとしてAppleの写真アプリやAdobeのLightroom Classicへ移行するよう指示。

  • 2019年05月30日
    ▶ 次期macOS 10.15ではmacOS 10.14 Mojaveの写真アプリでは開くことのできる動画がQuickTime 7フレームワークの廃止に伴い再生/変換できなくなるとして、macOS 10.14での変換を指示。

  • 2019年06月18日
    ▶ macOS 10.15 CatalinaはiWork'09の古いPagesやNumbers、Keynoteアプリと互換性がなくなるとして移行を指示。

  • 2019年06月
    ▶ macOS 10.15 Catalinaのインストーラーに32-bitアプリ検出機能を追加。

  • 2019年06月26日
    ▶ macOS 10.15 CatalinaではiLife'11の古いGarageBand v6.0.5アプリと互換性がなくなるとして移行を指示。

  • 2019年07月18日
    ▶ macOS 10.15 Catalinaで動作しなくなるPhotoshopやLightroom、Lightroom ClassicについてAdobeが情報を公開

  • 2019年秋
    ▶ macOS 10.15 Catalinaで32-bitアプリとQuickTime 7やJava 1.6 Appleなどを含むフレームワークのサポートを終了へ。

コメント

  1. 匿名 より:

    Aperture 32bitだったんかお前…

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