macOSのGatekeeperによるアプリの公証や起動許可/拒否チェックが確認できるようになった「Max Inspect v3.0」がリリース。

Max Inspect 仕事効率化
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 macOSのGatekeeperによるアプリの公証チェックが確認できるようになった「Max Inspect v3.0」がリリースされています。詳細は以下から。

Max Inspect

 次期macOS 10.15 CatalinaではGatekeeperにブロックされず動作するアプリの条件に、Appleの公証サービスを通過したアプリという制約が加わることがWWDC 2019で発表されましたが、

macOS 10.15 CatalinaとGatekeeper

元AppleのエンジニアでSwift Playgroundsの開発をしていたMaxwell Swadlingさんがアプリのコード署名などをチェックできるユーティリティMax Inspectをv3.0へアップデートし、macOSのGatekeeperによる起動許可/拒否、開発者署名や公証のチェックが可能になっています。

Max Inspect v3.0

  • Added a new check to see if your software is notarized correctly for Gatekeeper.
  • Added help documentation to the Help menu.

‎Max Inspect – Mac App Store

Gatekeeprによるチェック

 Max Inspect v3.0では右上に[Check Gatekeeper Status]ボタンが追加されており、アプリを選択してこのボタンをクリックするとGetekeeperによるチェックが行われ、

開発者IDで署名済、未公証/公証済、Mac App Store経由、リジェクトといった判定を表示してくれます。AppleはmacOS 10.12 Sierraで開発者IDによる署名をデフォルトとして、開発者ID署名を持っていないアプリはGatekeeperでブロックしていますが、

Max Inspect

macOS 10.15 Catalinaではこれが拡張され、公証サービスを通過したアプリが実行を許可され、通過していないアプリはGatekeeperのブロック対象となるので注意してください。

また、MaxwellさんはMax Inspectのヘルプページも公開しています。

コメント

  1. 匿名 より:

    Max Inspectをv3.0にバージョンアップしましたが、不思議なことにGatekeeperのCheck Gatekeeper Statusボタンがそもそも表示されないのですが・・・
    これではcheckできない OSはMojave10.14.6beta1ですが、OSのバージョンによって動作が異なるのでしょうか?

    • applech2 より:

      原因はわかりませんが、macOS 10.14.5 Mojaveで問題なく表示できるので、多分不具合か古い設定ファイルが残っていると思います。
      一度、Max Inspectを削除して再インストールしてみてください。

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