Mozilla、画像フォーマット「WebP」やMac/iOS間での「Handoff」をサポートした「Firefox v65」をリリース。

65.0 Firefox Release January 29, 2019 Firefox
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 MozillaがGoogleが開発した画像フォーマット「WebP」やMac/iOSSでの「Handoff」をサポートした「Firefox v65」をリリースしています。詳細は以下から。


 Mozilla Foundationは現地時間2019年01月29日、Mac/PC/Linuxのクロスプラットフォームに対応したデスクトップ版ブラウザ「Firefox Quantum」をv65へアップデートし、Googleが開発した画像フォーマット「WebP」サポートなどいくつかの新機能を追加しています。

65.0 Firefox Release January 29, 2019

Version 65.0, first offered to Release channel users on January 29, 2019

Firefox 65.0, See All New Features, Updates and Fixes – Mozilla.org

新機能

WebP

 Firefox v65では2018年10月にWeb開発者向けに発表されていたとおり、Googleが開発した画像フォーマット「WebPがサポートされ、同等画質のJPEGと比較してファイルサイズを約25~34%小さくできるWebPは既にYouTubeやGoogle PlayストアなどGoogleのWebサービスに採用されているため、今後はFirefoxでもこれらのWebサイトで表示速度が向上すると思われ、

WebP 画像対応が追加されました | Firefox サイト互換性情報

Firefox 65 で Google が開発した WebP 画像形式 への対応が追加されました。Chrome と Opera は 5 年以上対応していましたが、Mozilla はこの新形式に対するいくつかの懸念から初期の実装作業を中止していました。しかし、Microsoft Edge が最近になって対応したことや、WebP 画像しか配信せず正しく表示されないサイトの数が増え続けていることから、Firefox の開発者は態度を変えざるを得ませんでした。

WebP 画像対応が追加されました – Firefox サイト互換性情報

Googleは2018年11月に開催したChrome Dev Summit 2018でGoogleのChromeとMicrosoftのEdigeに加え、FirefoxがWebPをサポートすることによりグローバルユーザーの72%がWebPフォーマットの画像を表示できるようになる発表していました。(Safariは”オチ“担当)

WebPサポートブラウザ

Handoff

 また、Mac版Firefox v65ではmacOS/iOSで利用しているアプリをiOS/macOSのアプリで開きシームレスに作業を継続できるHandoffがサポートされ、FirefoxではiOSのSafari/FirefoxアプリWebページを表示し、作業をMacに移すとmacOSのFirefoxで今開いていたWebページを開くことが可能になっています。

Firefox v65がHandoffをサポート

Handoffを利用するにはシステム環境設定アプリの[一般] → [✅このMacとiCloudデバイス間でのHandoffを許可]を有効にする必要があります。

その他

 その他、Firefox v65ではWindows版でロイヤリティーフリーの動画圧縮技術「AV1」のサポート、トラッキング防止の”Enhanced Tracking Protection”が追加され、今後のアップデートではMacBook ProのTouch Barのサポートも予定されています。

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