Appleが「QuickTime 7」および「QuickTime Player 7」のサポートを終了したと発表しています。詳細は以下から。
Appleは2018年06月に開催したWWDC 2018で、macOS 10.14 Mojaveを32-bitアプリをサポートする最後のmacOSとし、次期macOSでは32-bitアプリに加えQuickTimeやJava 1.6フレームワークも廃止すると発表していましたが、
Mojave is the last macOS release to support 32-bit apps
Platforms State of the Unionより
そのmacOS 10.14 Mojaveをリリースした翌日(現地時間2018年09月25日)、「QuickTime 7」および「QuickTime Player 7」のサポートページを更新し、両アプリのサポートを正式に終了したことを発表しています。
追加情報
Apple では、QuickTime 7 および QuickTime Player 7 のサポートを終了いたしました。今後リリースされる macOS での対応予定はありません。Where to get answers about QuickTime 7 or QuickTime 7 Pro – Apple Support
macOS Mojaveでは動作可能
macOS 10.14 Mojaveリリース後確認したところQuickTime Player 7はMojaveでも動作するものの、月に1度の32-bitアプリの警告に加えレガシーソフトウェア・リストにも登録されているため、次期macOSでは動作しない妥当と予想されていましたが、Appleは次期macOSを待たずにQuickTime 7およびQuickTime Player 7のサポート終了を決めたようです。
“Quick Time Player 7″はこのMac用に最適化されていないため、アップデートが必要です。
このソフトウェアは、将来のmacOSのバージョンでは動作しない可能性があります。互換性を改善するためにアップデートが必要です。開発元に詳しい情報をお問い合わせください。
現在のところQuickTime 7 for Macについては2016年にサポート終了が発表された「QuickTime 7 for Windows」とは違い危険度の高い脆弱性が発見され、アンインストールを求める注意書きはされていませんが、ユーザーに対しては「QuickTime Player X (バージョン 10)」への以降を促しています。
コメント
このアイコン好きだった
さよならQuickTime 7、そして存在価値のなくなってきたMac…
64bit化したアプリは、どれも見事に劣化… 同等の機能すら作れない。残念
せめてQTXがQT7と同等機能になってから廃止して欲しかった…
いまだに再生時に変換待ちしなきゃダメなのはあかんやろ